スペースシャトル「エンデバー号」は、米国中部標準時間2月9日午後11時06分(日本時間2月10日午後2時06分)に国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしました。
ドッキング前には、ISSからエンデバー号の機体の状態を撮影するために、機体を縦方向に360度回転させるR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)が行われました。
ドッキング後、2月10日午前1時16分(日本時間2月10日午後4時16分)にISSとエンデバー号との間のハッチが開かれ、エンデバー号のクルーがISSに入室しました。
クルーの入室後には、飛行5日目に「トランクウィリティー」(第3結合部)をエンデバー号のペイロードベイ(貨物室)から取り出す準備として、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)で把持してペイロードベイ(貨物室)から取り出し、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)に受け渡す作業が行われます。
- 飛行3日目ハイライト(ISSへのドッキング)
- 飛行3日目のハイライトをご覧いただけます。
- STS-130 NASAステータスレポート#04
- STS-130 NASAステータスレポート#05
- NASA発行のレポートの仮訳です。
飛行4日目は、尿処理装置(Urine Processor Assembly: UPA)の蒸留装置(Distillation Assembly: DA)の交換修理や、飛行5日目の第1回船外活動に向けた準備のほか、物資の移送や米国広報イベントなどが行われる予定です。