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国際宇宙ステーション

STS-130 NASAステータスレポート#04

最終更新日:2010年2月10日
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2010年2月9日(火) 午後6時00分(米国中部標準時間)
2010年2月10日(水) 午前9時00分(日本時間)

スペースシャトル「エンデバー号」のクルーと国際宇宙ステーション(ISS)のクルーはそれぞれ、2月9日夜のISSへのエンデバー号のドッキングに向けて作業を行っており、数時間後に宇宙で出会う予定です。

エンデバー号のクルーのウェイクアップコールは、米国中部標準時間2月9日午後4時14分(日本時間2月10日午前7時14分)にかけられたボブ・シーガーの"Katmandu"で、この曲はコマンダーのジョージ・ザムカのためにかけられました。ザムカは、2月9日午後11時06分(同2月10日午後2時06分)にエンデバー号がISSの与圧結合アダプタ2(Pressurized Mating Adapter: PMA-2)にドッキングする際に、エンデバー号を操縦する予定です。

夕方の早い時間から、ザムカとパイロットのテリー・バーツはISSに接近する軌道を調整するために、エンデバー号のエンジンを噴射する予定です。この際、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のキャスリン・ハイヤとスティーブン・ロビンソン、ニコラス・パトリック、ロバート・ベンケンは、エンデバー号のフライトデッキでザムカとバーツを支援する予定です。2月9日午後10時05分(同2月10日午後1時05分)、エンデバー号は、ISSの下方600フィート(約183m)に到達する予定で、その後、ザムカがエンデバー号を操縦して、機体の下部がISSから見えるようにゆっくりとR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)を行います。その際、第22次長期滞在クルーのコマンダーのジェフリー・ウィリアムズと、フライトエンジニアのオレッグ・コトフは、スペースシャトルの耐熱タイルの写真を撮影する予定です。撮影した画像は地上に送られて、専門家がタイルに損傷がないか確認する予定です。

RPMの終了後、ザムカはエンデバー号をISS前方の位置まで操縦し、ゆっくりとバックさせてISSにドッキングする予定です。その後、リークチェック(空気漏れ点検)を行い、2月10日午前1時04分(同2月10日午後4時04分)に、2機の宇宙機の間のハッチを開放し、共同運用を開始する予定です。

ISSに最初に移送する物品には、ベンケンとパトリックが3回の船外活動で着用する宇宙服、および新しい蒸留装置(Distillation Assembly: DA)の交換と点検のための機器があります。新しいDAは、2月10日夕方にウィリアムズがISSの水再生システム(Water Recovery System: WRS)に取り付ける予定です。

次回のSTS-130ステータスレポートは、クルーの就寝時、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-130 MCC Status Report #04(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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