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国際宇宙ステーション

STS-130 NASAステータスレポート#05

最終更新日:2010年2月11日
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2010年2月10日(水) 午前5時00分(米国中部標準時間)
2010年2月10日(水) 午後8時00分(日本時間)

スペースシャトル「エンデバー号」は米国中部標準時間2月9日午後11時06分(日本時間2月10日午後2時06分)に国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングし、「トランクウィリティー」(第3結合部)と、その観測用ユニットであるキューポラを届けました。

2機の宇宙機がポルトガル西岸沖の上空215マイル(約346km)を飛行中に、エンデバー号のコマンダーのジョージ・ザムカは、エンデバー号を操縦して、与圧結合アダプタ2(Pressurized Mating Adapter: PMA-2)にドッキングさせました。

エンデバー号がISSから600フィート(約183m)の位置に到着した後、9分間かけてR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)を行いました。ISSのコマンダーのジェフリー・ウィリアムズとフライトエンジニアのオレッグ・コトフがエンデバー号の高解像度写真を撮影できるように、ザムカはエンデバー号を後ろ向きに一回転させました。この写真は、エンデバー号の耐熱シールドの状態を確認するために、地上の専門家によって分析される予定です。

エンデバー号とISSのクルーは、2月10日午前1時16分(同2月10日午後4時16分)にハッチを開けました。この時、2機はオーストラリアの北西沖上空を飛行していました。エンデバー号の6人のクルーが到着したことで、ISSの滞在人数は11人に増え、ISSの質量は100万ポンド(約454トン)を上回っています。

ISSクルーによる安全についての説明に続いて、エンデバー号のミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のニコラス・パトリックと、ISSのフライトエンジニアのティモシー・クリーマーはISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を操作して、エンデバー号のペイロードベイ(貨物室)からセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を取り出しました。エンデバー号のパイロットのテリー・バーツとMSのキャスリン・ハイヤはスペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)を操作して、OBSSを受け取りました。

ザムカはISSの水再生システム(Water Recovery System: WRS)の交換用部品を移送しました。これによって、ウィリアムズがこの部品を交換し、尿を処理してISSクルーの飲用水に変える装置を再起動できるようになりました。MSのロバート・ベンケンとパトリックは、3回の船外活動で着用する宇宙服をISSの「クエスト」(エアロック)に移送しました。

エンデバー号のクルーは2月10日午前7時14分(同2月10日午後10時14分)に就寝し、2月10日午後3時14分(同2月11日午前6時14分)に起床する予定です。2月10日の作業は、補給品の移送、船外活動の準備、WRSの修理を中心に行う予定です。2月11日の作業は、新しいモジュールであるトランクウィリティーの「ユニティ」(第1結合部)への設置と、今回のミッションで最初の船外活動が中心になる予定です。

次回のSTS-130ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-130 MCC Status Report #05(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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