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2010年2月13日(土) 午前6時00分(米国中部標準時間)
2010年2月13日(土) 午後9時00分(日本時間)
スペースシャトル「エンデバー号」と国際宇宙ステーション(ISS)のクルーは2月12日に、ISSで一番新しいモジュールである「トランクウィリティー」(第3結合部)と、観測用ユニットのキューポラの内部を初めて見ましたが、キューポラはシャッターがまだ閉まっているので、船外を見るにはもう少し待つ必要があります。
トランクウィリティーに初めて入室する際、浮遊物を避けるために、宇宙飛行士らはゴーグルとマスクを装着しました。米国中部標準時間2月12日午後8時17分(日本時間2月13日午前11時17分)にハッチを開けた後、エンデバー号のコマンダーのジョージ・ザムカとミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のスティーブン・ロビンソンとキャスリン・ハイヤは、ISSのコマンダーのジェフリー・ウィリアムズとともに、「ユニティ」(第1結合部)とトランクウィリティーの間の連結部の整備作業を行いました。
この整備作業が続く中、エンデバー号のパイロットのテリー・バーツとISSのフライトエンジニアの野口聡一は、改良型エクササイズ装置(Advanced Resistive Exercise Device: ARED)の一部と空気浄化システム(Atmospheric Revitalization System: ARS)ラックをトランクウィリティー内に移設しました。
トランクウィリティーとキューポラの間のハッチは、2月12日午後10時32分(同2月13日午後1時32分)に開放されました。キューポラの窓は、シャッターと多層断熱材(Multi-Layered Insulation: MLI)カバーで覆われています。
MSのロバート・ベンケンとニコラス・パトリックは、2月13日午後8時10分(同2月14日午前11時10分)頃に開始予定の第2回船外活動の間に、トランクウィリティー外部へのアンモニア冷却配管の接続や、そのほかのトランクウィリティー関連作業を行う予定です。本日の早い時間に、ふたりは船外活動で使用するツールの設定を行い、パトリックの2着目の宇宙服に生じている電力供給の問題を解決するための作業を行いました。クルーは2月13日午前3時10分(同2月13日午後6時10分)頃から、船外活動の手順の確認を1時間行いました。船外活動を行うふたりは、2月13日午前5時40分(同2月13日午後8時40分)頃から、「クエスト」(エアロック)で一晩過ごすキャンプアウトを開始しました。
船外活動が終わると、2月14日夜にキューポラをトランクウィリティーの地球側の結合機構に移設するための準備として、ハイヤとバーツはISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を操作してキューポラを把持する予定です。キューポラのMLIカバーは、2月16日午後8時10分(同2月17日午前11時10分)から開始する第3回船外活動中に取り外される予定です。MLIカバーを取り外すことで、シャッターを開けて、宇宙飛行士らが船外を初めて見られるようになります。
2月13日午前1時30分(同2月13日午後4時30分)頃から、ベンケンとパトリックは、ミッションコントロールセンターのCAPCOM(Capsule Communicator)のマイク・マシミーノが読み上げたTwitterファンからの質問に答えました。この初めてのイベントでは、マシミーノのTwitterアカウントをフォローしている数多くの人から質問が寄せられました。約3時間後、バーツとハイヤは、AP通信、CBS News、ロイター通信のインタビューに答えました。
次回のSTS-130ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。NASAジョンソン宇宙センター(JSC)のニュースルームは2月13日午前6時(同2月13日午後9時)に閉館し、2月13日午後5時(同2月14日午前8時)に開館する予定です。
出典:STS-130 MCC Status Report #11(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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