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国際宇宙ステーション

STS-130 NASAステータスレポート#12

最終更新日:2010年2月14日
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2010年2月13日(土) 午後6時00分(米国中部標準時間)
2010年2月14日(日) 午前9時00分(日本時間)

米国中部標準時間2月13日午後8時09分(日本時間2月14日午前11時09分)に開始予定のSTS-130ミッションの第2回船外活動に向けて、準備はすべて整っています。この船外活動では、国際宇宙ステーション(ISS)の「トランクウィリティー」(第3結合部)の設置作業を再開する予定です。また、ISSとスペースシャトル「エンデバー号」のクルーは、軌道上でともに過ごす期間が1日延長されることを知りました。

エンデバー号に搭乗しているクルーは、2月13日午後3時15分(同2月14日午前6時15分)に、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のスティーブン・ロビンソンのためにかけられた、デルバート・マックリントンの“Too Much Stuff”で起床しました。ロビンソンは、本日の船外活動で船内(Intravehicular: IV)クルーを担当する予定です。

船外活動を行うロバート・ベンケンとニコラス・パトリックは、船外活動の前半では、「デスティニー」(米国実験棟)とトランクウィリティーの間の、それぞれ2本の配管からなるふたつのアンモニア冷却配管を接続し、トランクウィリティーとISSの外部能動熱制御システム(External Thermal Control System: ETCS)を接続してから、ひとつのアンモニア冷却配管を開放してトランクウィリティーの冷却を開始する予定です。その後ふたりは、モジュール内の結露を防ぐために、トランクウィリティーのキールピンとトラニオンピンに断熱カバーを取り付け、またキューポラの移設に向けてトランクウィリティーの地球側の共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)を整備する予定です。さらにトランクウィリティーにハンドレールを取り付ける予定です。船外活動は2月14日午前2時39分(同2月14日午後5時39分)に終了する予定です。

ISSのコマンダーのジェフリー・ウィリアムズとフライトエンジニアの野口聡一とティモシー・クリーマー、パイロットのテリー・バーツとMSのキャスリン・ハイヤは、モジュール間通風換気装置(Inter-Module Ventilation: IMV)の取付けや、ラックの設定など、トランクウィリティー内部の整備作業を続ける予定です。

トランクウィリティーを整備中のクルーは、2月13日の早朝に、センターディスクカバーの固定機構がキューポラ内の設備と干渉するため、このカバーをトランクウィリティーの共通結合機構(Common Berthing Mechanism:CBM)に取り付けることができませんでした。このカバーは、モジュールが接続されていないCBMをデブリや極端な温度変化から守ります。1日の終わりに予定されていたキューポラの減圧と、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)による把持は、この問題の対処を検討するために延期されました。

ミッションマネージャらは本日、ミッションを1日延長することを承認しました。追加されたのは2月17日午後から始まる飛行11日目で、この日は、水再生システム(Water Recovery System: WRS)ラック2台と、ISSのトイレ(Waste and Hygiene Compartment: WHC)、酸素生成システム(Oxygen Generation System: OGS)をトランクウィリティーに移設する予定です。この移設は、WRSが本ミッションの早い段階で修理され、また、地上に持ち帰る分析用サンプルを生成する時間が確保できるまで保留となっていました。

エンデバー号の着陸は、2月21日夜の予定です。次回のSTS-130ステータスレポートは、クルーの就寝時、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-130 MCC Status Report #12(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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