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第7回 航空機による学生無重力実験コンテスト
※表の をクリックすると、対応する内容が下に表示されます。
「微小重力下における超音波による水の霧化に必要な周波数」
北海道大学医学部保健学科看護学専攻
冨山 夕貴
元々、このチームのゆえんは、1年生の前期で同じ講義をとっていたというだけで、学部学科もみんなそれぞれ違う3人でした。
ただ、この講義は、全国学生無重力実験コンテストに応募してみて、その提案書をレポートとして評価する、無重力に関する内容を取り扱う講義でした。
なので、私がこの実験に参加することになったのは、元をたどるとこの学校に入学し、この講義を興味本位でとったことに始まるのです。
当初は、1年後、自分が無事にフライトを終え無重力を体験することになるなんて、予想もしませんでした。
この実験に参加して、最も意味のあったことは、協力してひとつの実験をなし終えたということにあると思います。
実験器具を一から作ったり、無重力になったらああなるからこうじゃだめだよねと話し合って改善策を考えたりということは、たとえば今回のような無重力という特別な環境が与えられない普段の授業の実験でも全く考えたりしないことであり、それだけで特に今の講義であまり理科や実験を取っていない私にとっては非日常であり、そして難しく面白いものでありました。
私は、大した仕事をやってはいないと思いますが、この日々を誇りに思います。
大学の古川先生と佐崎先生や、先生の研究所の方々、工場の方々の助言・協力なしでは、絶対に出来ないことでした。本当に感謝をしたいと思います。
無重力は、正直に申しますとすごく気持ち悪いです。
でもあの気持ち悪さよりも勝る楽しさがある、とてもとても不思議な空間です。私たちが普段目にする現実とは比べ物にならない夢のような世界でした。
将来私はどんなことをして生きていくのか、それはまだわからないことが多いですが、この貴重な経験をどこかに活かせればと心から思います。
本当にありがとうございました。
(独)宇宙航空研究開発機構、(財)日本宇宙フォーラム、ダイヤモンドエアサービス(株)、その他実験に関わった方々に深く感謝いたします。
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