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第7回 航空機による学生無重力実験コンテスト
※表の をクリックすると、対応する内容が下に表示されます。
「微小重力下における超音波による水の霧化に必要な周波数」
北海道大学 工学部応用理工系1年
櫻田 健太
1日目の今日は、実験器具をラックに取り付け、コードやらなにやらの固定、テストなどを行い航空機に乗せ、大きなハプニングもなく思ったよりもあっさりと終わりました。
北大チームの隣は東京学芸大学さんのラックで、見るとすごく面白そうでした。楽しそう。
緊張してきたけど、とりあえず今は成功を祈るのみです。
明日はもうちょっと天気が良くなって欲しい。せめて、曇りぐらいで。
暖かいと思ってくると、全然寒いので、北海道民の意地は張らないで、明日はもっと暖かい格好をしようと思った。
移動と作業おつかれさまです。
明日もがんばりましょう!
今日は、まず本番用に液体をつくり、本番と同じように航空機内でリハーサル。
予行演習もしたけど、ホテルに戻ってからトラブルに備えて復習・話し合いをして、予期せぬ事態とかを沢山考えたら、結構不安になった。
代表は、失敗してもいいから、μGになったらなんか叫んでビデオに声入れてねとか言っていたけど、緊張するものはする。
今日は知らない間に漏電していて、結構痛い目に遭ったので、明日はしっかり対策をして臨みましょう。
航空機内の写真は撮ってもいいらしいので、明日は沢山撮ろう。
フライトできる天気でありますように。あと、酔いませんように。成功しますように。
みんながんばりましょう!
今日はフライトの日。
天気は雨。空域は晴れているのか不安になったけど、無事に飛べた。揺れたのは大きかったけど、大丈夫だったみたいでした。
μG→2Gの間で酷くフラフラして、すごく酔って、周りの人に沢山迷惑をかけました。8回のμGのうち最後の3回は、DASの方にスイッチ操作をして貰い、自分は操縦席の真後ろのジャンプシートでやり過ごすという事態になり、すごく情けなかったけど、今思うとそれも貴重な経験でした。まるで地面のように見えるのは真っ白な雲で、それがないとどっちが上で下なのかもわからない世界で。空が大きく1回転したように見えたら体が軽くなって微小重力。陽光が差し込む明るい空間で、ベルトの中で酔いが酷くならないようにと願ってただじっとして浮かんでいた。
すべての微小重力が終わって徐々に回復してくると、最初あまりの具合の悪さに流していた涙が、その頃にはもう感激してしまって結局止まらず、出せる言葉が殆ど「ありがとう」と「もう大丈夫」だけだった。
今日はフライト2日目。天気も良く気持ちがよい日だった。
実験が上手くいくことを願い待つこと数時間、飛行機が帰ってきた。昨日の搭乗者と違い今日の搭乗者は元気に帰還。ポーズを決めるほどの余裕があるとは流石としか言いようがない。実験も上手くいき無事終わることが出来た。
名古屋での四日間、長いと思っていたが実際にはあっという間に終わってしまった。これからデータ解析や発表などもあり、これで終わりではないが取りあえずひと段落。気分を一新して新たな気持ちでこれからの作業に臨みたいと思います。
最後に、先生、JSFの方々、DASの方々、JAXAの方々、周りの学生さんたちの笑顔、協力してくれたすべての方々に心から感謝いたします。
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