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「きぼう」日本実験棟船外パレットが船外実験プラットフォームから取り外され、米国中部夏時間7月26日午前8時42分(日本時間7月26日午後10時42分)に、スペースシャトル「エンデバー号」のペイロードベイ(貨物室)に回収されました。
また、JAXA広報イベントや軌道上共同記者会見、飛行13日目の第5回船外活動に向けた準備が行われました。
「きぼう」船外パレットは、7月26日午前7時07分(同7月26日午後9時07分)に船外実験プラットフォームから国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS) により取り外されました。
その後、船外パレットはスペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)に受け渡され、7月26日午前8時42分(同7月26日午後10時42分)にスペースシャトル「エンデバー号」のペイロードベイ(貨物室)に収納されました。
若田宇宙飛行士は、毛利宇宙飛行士の進行のもと、ISSと日本科学未来館をつないで行われたJAXA広報イベントに、第20次長期滞在クルーのコマンダーであるゲナディ・パダルカ宇宙飛行士とともに参加し、野田宇宙開発担当大臣、山内文部科学副大臣、東京都立産業技術高等専門学校の生徒らと交信を行いました。
軌道上共同記者会見にも参加し、報道関係者らの質問に答えました。「まもなく4ヶ月滞在した宇宙ステーションとお別れするが、今どのような思いか。また、何か心残りはあるか?」という質問に対して、若田宇宙飛行士は、「本当に名残惜しい感じがする。ここにいるSTS-127のクルーと一緒に、きぼうの組み立てを完成するその仕事を担当させてもらえたことに、本当に感謝している。ここにいる13名のクルー、つくば、ヒューストン、モスクワ、ヨーロッパのケルンとミュンヘン、モントリオールと、各国のコントロールセンターの皆さんのチームワークがあって、はじめてこの組み立てが完成したと思う。思い残すことはないが、この4ヶ月半、全力でマラソン走りきったというふうに思っているので、思い残すことなく、地球に帰れると思う。」と答えました。
また、2J/Aミッションにおける「きぼう」ロボットアームの作業が完了し、若田宇宙飛行士は「きぼう」運用管制チームに対して、「KIBOTTチームのみなさん、JEMRMS開発、運用に携わったみなさん本当にご支援ありがとうございました。きぼうのすばらしいアームを、STS-127クルーと一緒に操縦できて本当に貴重な経験になりました。ありがとうございました。」とメッセージを送りました。
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