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「きぼう」日本実験棟

JAXAデイリーレポート 飛行1日目(Flight Day 1)

最終更新日:2009年7月16日
映像へのリンク SPACE@NAVI-Kibo DAILY PROGRAM STS-127 DAY1

2009年7月16日 飛行1日目(Flight Day: FD1)

エンデバー号の打上げ

エンデバー号の打上げ(提供:NASA)

「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォーム、船外パレットを搭載したスペースシャトル「エンデバー号」は、米国東部夏時間7月15日午後6時03分(日本時間7月16日午前7時03分)に、NASAケネディ宇宙センター(KSC)から打ち上げられました。エンデバー号の打上げは23回目、スペースシャトルの打上げとしては127回目となりました。

なお、打上げ後、外部燃料タンク(External Tank: ET)の断熱材のような落下物が確認されました。今後NASAでは、上昇時の画像・映像やセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)の検査などで得られたデータを基に、機体に問題がないか詳細な解析が行われます。

「きぼう」船外実験プラットフォーム、船外パレット

ペイロードベイドアが開放されたエンデバー号

ペイロードベイドアが開放されたエンデバー号(提供:NASA)

打上げ後、ペイロードベイ(貨物室)に搭載された船外実験プラットフォーム、船外パレットへスペースシャトルからヒータ電力の供給が開始されました。これは、ペイロードベイドアの開放に伴い、機器の温度が許容範囲以下に低下するのを防ぐために行われたものです。

飛行2日目の予定

  • スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)を使用した熱防護システムの点検
  • 宇宙服の点検
  • ドッキング準備(ODSリングの伸長、ODS中央部へのカメラの取り付けなど)
  • ランデブ用軌道制御

詳細は飛行スケジュール2日目(FD2)をご覧ください。

 
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