山崎直子:JAXAの宇宙飛行士 - 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター

最終更新日：2013年04月19日

山崎直子　やまざきなおこ

現在の山崎宇宙飛行士

宇宙政策委員会　委員

搭乗ミッション

STS-131（19A）ミッション（2010年4月）

JAXA宇宙飛行士の搭乗計画

経歴

1970年	千葉県松戸市に生まれる。
1993年	東京大学工学部航空学科卒業。1996年、同大学航空宇宙工学専攻修士課程修了。
1996年4月～	NASDA（現JAXA）に勤務し、JEMプロジェクトチームにおいて「きぼう」日本実験棟のシステム・インテグレーション（開発業務）に従事し、故障解析及び組み立て・初期運用手順作成などを実施する。
1998年6月～	セントリフュージ・プロジェクトチームにおいてISS生命科学実験施設（セントリフュージ）の開発に従事し、概念検討から基本設計を実施する。
1999年2月	NASDA（現JAXA）よりISSに搭乗する日本人宇宙飛行士の候補者として、古川聡、星出彰彦とともに選定される。
1999年4月～	NASDA（現JAXA）が実施する日本人ISS搭乗宇宙飛行士の基礎訓練に参加。
2001年9月	宇宙飛行士として認定される。同年から、ISS参加機関の国際協力のもとに実施されるISS搭乗宇宙飛行士のアドバンスト訓練に参加。併せて、ISSに取り付けられる｢きぼう｣日本実験棟およびセントリフュージなどの開発・運用に関わる技術支援業務などを実施。
2004年5月	ソユーズ-TMA宇宙船フライトエンジニア資格を取得。同年6月よりNASAミッションスペシャリスト（搭乗運用技術者：MS）候補者訓練に参加。
2006年2月	NASAよりMSとして認定される（MS認定のコメント）。
2006年5月	土井宇宙飛行士の搭乗が決定した「きぼう」日本実験棟の打上げ（船内保管室打上げ／組立て）ミッション（1J/Aミッション（STS-123ミッション））について、クルーサポートアストロノート（搭乗者支援宇宙飛行士）として選定される。
2008年11月	STS-131（19A）ミッションのMSとして選定される。
2010年4月	スペースシャトル「ディスカバリー号」によるSTS-131（19A）ミッションのMSとして参加。ロードマスター（物資移送責任者）としての物資移送作業全体の取りまとめや、ISSのロボットアーム（SSRMS）およびスペースシャトルのロボットアーム（SRMS）の操作などを担当。 ISS第22次／第23次長期滞在クルーとして長期滞在中の野口聡一宇宙飛行士と共に、日本人宇宙飛行士が初めて軌道上に2人同時滞在し、様々な共同作業を実施。
2010年12月～	東京大学において航空宇宙工学に関する研究に従事。
2011年8月	JAXAを退職。

活動の履歴

船外実験プラットフォーム結合機構（EFBM）の動作確認手順の検証（2007年05月）
山崎宇宙飛行士、NASAの展示イベント参加（2007年04月）
NASAでのスペースシャトルミッション・シミュレーション訓練、バーチャルリアリティ（VR）システムを使用した「きぼう」日本実験棟訓練（2007年03月）
NASA/JAXA合同シミュレーション（JMST）#1（2007年02月）
JAXA宇宙飛行士活動レポート 2007年（2007年01月～2007年02月）
JAXA宇宙飛行士活動レポート 2006年（2006年01月～2006年12月）
実験装置運用シミュレーション訓練（2006年12月）
「きぼう」ロボットアーム運用シミュレーション訓練（2006年09月）
土井宇宙飛行士、日本実験棟「きぼう」打上げ時のスペースシャトル搭乗決定（2006年05月）
JAXA宇宙飛行士活動レポート 2005年（2005年01月～2005年12月）
JAXA宇宙飛行士活動レポート 2004年（2004年04月～2004年12月）
ISS搭乗宇宙飛行士活動レポート（2001年01月～2004年03月）
ISS搭乗宇宙飛行士の「きぼう」日本実験棟アドバンスト訓練第5回目（2002年02月）
第3回「きぼう」日本実験棟船外活動手順開発試験（2001年11月）
ISS搭乗宇宙飛行士候補者の基礎訓練（1999年04月～2000年11月）