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「きぼう」日本実験棟

JAXAデイリーレポート 飛行7日目(Flight Day 7)

最終更新日:2009年7月22日
映像へのリンク SPACE@NAVI-Kibo DAILY PROGRAM STS-127 DAY7

2009年7月22日 飛行7日目(Flight Day: FD7)

船外実験プラットフォームに取り付けられた船外パレット(右上)

船外実験プラットフォームに取り付けられた船外パレット(右上)(提供:NASA)

ICC-VLDの取外し

ICC-VLDの取外し(提供:NASA)

飛行7日目、米国中部夏時間7月21日午前9時35分(日本時間7月21日午後11時35分)に、「きぼう」日本実験棟船外パレットが船外実験プラットフォームへ取り付けられました。

また、飛行8日目の第3回船外活動に向けた準備として、手順の確認やキャンプアウトを行ったほか、P6トラスのバッテリ交換作業に備えて、モービルベースシステム(Mobile Base System: MBS)のペイロード/軌道上交換ユニット把持装置(Payload and Orbital Replacement Unit Accommodation: POA)から、曝露機器輸送用キャリア(Integrated Cargo Carrier-Vertical Light Deployable: ICC-VLD)を取り外しました。この作業は、モービルトランスポータ(台車:MT)を船外活動の作業場所へと移動させるために行われました。

「きぼう」船外パレット

ペイロードベイ(貨物室)から取り出される「きぼう」船外パレット

ペイロードベイ(貨物室)から取り出される「きぼう」船外パレット(提供:NASA)

米国中部夏時間7月21日午前7時45分(日本時間7月21日午後9時45分)、「きぼう」船外パレットは、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)により、スペースシャトル「エンデバー号」のペイロードベイ(貨物室)から取り出されました。その後、若田宇宙飛行士が操作するISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)に受け渡され、船外実験プラットフォームに取り付けられました。

そして、午前9時35分(同7月21日午後11時35分)に、船外パレットの船外実験プラットフォームへの取付けが完了し、その後、船外パレットは起動されました。

船外パレットに搭載された船外装置は、飛行9日目に「きぼう」ロボットアームにより船外実験プラットフォームに移設される予定です。飛行12日目には、地上に持ち帰るために、船外パレットはスペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)に回収されます。

本日の若田宇宙飛行士

SSRMSを操作する若田宇宙飛行士

SSRMSを操作する若田宇宙飛行士(提供:NASA)

若田宇宙飛行士は本日、主に「きぼう」船外パレットの取付け作業を行いました。ダグラス・ハーリー宇宙飛行士と協力してSSRMSを操作して、船外パレットをSRMSから受け取り、船外実験プラットフォームに取り付けました。

また、第3回船外活動の手順の確認や制振装置付きトレッドミル(Treadmill Vibration Isolation System: TVIS)による運動を実施したほか、ミッション中、初めての休息をとりました。

飛行8日目の予定

  • 第3回船外活動

詳細は飛行スケジュール8日目(FD8)をご覧ください。

 
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