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「きぼう」日本実験棟

第5回船外活動

最終更新日:2008年3月20日
ロバート・ベンケンマイケル・フォアマン

実施日:飛行13日目
担当:ロバート・ベンケン、マイケル・フォアマン両宇宙飛行士

第5回船外活動では、国際宇宙ステーション(ISS)のS1トラス上にあるセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)の固定機構にOBSSを固定する作業や、右舷側太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)の点検などを行います。

なお、SARJの点検作業を行うため、「きぼう」船内保管室外部のトラニオンピンへの多層断熱材(Multi-Layered Insulation: MLI)カバーの取付け作業は、ミッション中の船外活動で時間があれば実施されることになりました。

船外活動中、土井宇宙飛行士は船内から船外活動の様子を撮影します。

センサ付き検査用延長ブーム(OBSS)の固定機構への取付け

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OBSSの固定機構の設置場所

センサ付き検査用延長ブーム(OBSS)を、STS-118ミッション時にS1トラスに設置した、OBSSの固定機構へ取り付けます。

※OBSSは、搭載スペースなどの問題により、次の1J(STS-124)ミッションでの打上げ時にスペースシャトルに搭載できなくなるため、1J/A(STS-123)ミッションでISSに残していきます。

MISSE-6のコロンバスへの再取付け

第3回船外活動で取付け機構の問題で設置できなかった、材料曝露実験装置6(MISSE-6)のコロンバス外部への再取付け作業を行います。

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MISSE-6の取付け場所

MISSE-6の容器(PEC)の再取付け

第3回船外活動でコロンバス外部に取り付けたLWAPAに、MISSE-6のふたつの容器(Passive Experiment Container: PEC)の取付け作業をます。設置後にPECを開いて、材料を宇宙空間に曝露させます。

右舷側太陽電池パドル回転機構(SARJ)関連作業

右舷側太陽電池パドル回転機構(SARJ)の点検

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右舷側太陽電池パドル回転機構(SARJ)の位置

右舷側SARJのカバーを取り外し、点検を行います。SARJの状態を写真に撮り、付着物を採取します。

※2007年10月頃、S3トラスのSARJ回転時に摩擦が増加していることが確認されていたため、STS-120ミッションでこのSARJを点検した結果、SARJの内側に削れた金属粉が付着しているのが確認されました。それ以降、点検が行われています。


以下の作業はミッション中に計画が変更されました。

トランドル・ベアリング(TBA)の設置

原因究明のため取り外された右舷側SARJのトランドル・ベアリング(TBA)の箇所に、新しいTBAを設置します。

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太陽電池パドル回転機構(SARJ)の構成

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交換するTBA(5番)の設置場所


※MISSE-6の再取付け作業を優先させるため、この作業は1J/Aミッション後に行うことになりました。

船内保管室のトラニオンピンへのMLIカバーの取付け

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船内保管室のトラニオンピン

船内保管室のトラニオンピンに、多層断熱材(Multi-Layered Insulation: MLI)カバーを取り付けます。トラニオンピンは、打上げ時に船内保管室をペイロードベイ(貨物室)に固定します。

※SARJの点検作業を行うため、この作業は、ミッション中の船外活動で時間があれば実施されることになりました。

(写真、画像は全てNASA提供)

 
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