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国際宇宙ステーションの組立フライト 13A.1(STS-118)

第4回船外活動

最終更新日:2007年8月19日

第4回船外活動は、国際宇宙ステーション(ISS)からスペースシャトルへの電力供給装置(Station-Shuttle Power Transfer System: SSPTS)が正常に動作することが確認されたため、ドッキング期間が延長され、実施されることになりました。

NASAは、ミッション中の飛行管制を行うNASAジョンソン宇宙センター(JSC)にハリケーン「ディーン」が接近する可能性があるため、着陸を1日早めることができるように、スペースシャトル「エンデバー号」のISSからの分離を1日早めることを決定しました。これに伴い、当初の予定から第4回船外活動の実施時間を短くするため、実施内容が見直され、デブリシールドの固定作業とS3トラスへワイヤレスビデオ送信機(WETA)の設置作業は見送られました。

センサ付き検査用延長ブーム(OBSS)の固定機構の設置

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OBSSの固定機構の設置(イメージ)

国際宇宙ステーション(ISS)にセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を固定するための機構をS1トラスに設置します。OBSSは、搭載スペースなどの問題により、STS-124(1J)ミッションの打上げ時に搭載できなくなるため、そのひとつ前のSTS-123(1J/A)ミッションでISSに残していく予定です。そのための機構を今回のミッションで設置します。

S3トラスへワイヤレスビデオ送信機(WETA)の設置

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WETAの設置(イメージ)

船外活動クルーのヘルメットカメラからの映像をISSに中継するために使われるワイヤレスビデオ送信機(Wireless Video System External Transceiver Assembly: WETA)1基をS3トラスに設置します。ISSにはすでに2基のWETAが設置されています。

外部ワイヤレス計測システム(EWIS)アンテナの設置

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EWISアンテナの設置場所(イメージ)

外部ワイヤレス計測システム(External Wireless Instrumentation System: EWIS)アンテナ2個をデスティニーに設置します。EWISアンテナは、各トラスで計測された加速度データを無線で収集するためのアンテナです。

デブリシールドの固定

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テザーにより仮固定されたデブリシールド

STS-117ミッションで仮固定された、デスティニーと「ユニティ」(結合モジュール1)に設置されているデブリシールドの固定作業を実施します。

以下の作業は第3回船外活動で実施される予定でしたが、第3回船外活動中にリチャード・マストラキオ宇宙飛行士の船外活動ユニット(Extravehicular Mobility Unit: EMU)のグローブに傷が確認され、予定より1時間ほど早く船外活動が終了されたため、実施されませんでした。そのため、第4回船外活動で実施されることになりました。

材料曝露実験装置(MISSE)の回収

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クエストに設置されているMISSE-3、-4

STS-121ミッションで運搬し、2006年8月にクエストに設置されたふたつの材料曝露実験装置3、4(Materials ISS Experiment: MISSE-3、4)を回収します。

Z1トラスのSバンドアンテナのジンバルロックのボルト締め

Z1トラスに保管されている故障したSバンドアンテナのジンバルロックのボルト締めを行います。このSバンドアンテナは次のスペースシャトルミッション、STS-120(10A)ミッションで回収される予定です。

(写真、画像は全てNASA提供)

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