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国際宇宙ステーションの組立フライト 13A.1(STS-118)

第1回船外活動

最終更新日:2007年8月7日

S5トラスのS4トラスへの取付け

船内のクルーが「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)を使い、S5トラスをS4トラスの取付け位置付近まで移動させる際、船外活動クルーは構造的な間隔を目視して、その情報をカナダアーム2を運用するクルーに伝え、運用を支援します。

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S5トラスのMRTASのロンチロック機構

カナダアーム2により取り付け位置付近まで移動させた後、S4トラスとの結合部となるS5トラスの改良型トラス結合システム(Modified Rocketdyne Truss Attachment System: MRTAS)4基に設置されているロンチロック機構(打上げ時の固定機構)を取り外します。

船外活動クルーがロンチロック機構を取り外した後、船内のクルーがカナダアーム2で、S5トラスをS4トラスの取付け位置へ近づけます。この際も船外活動クルーは構造的な間隔を目視して、運用を支援します。

S5トラスが取り付け位置に仮設置された後、船外活動クルーはピストル型パワー・ツール(Pistol Grip Tool: PGT)を使用して、S5トラスの各隅にあるMRTAS4基のボルトを締めS4トラスと結合させます。

把持部の移設

写真

把持部の移設イメージ

S5トラスをS4トラスへ結合後、船外活動クルーは、S5トラスに設置されている把持部の移設作業を行います。

S5トラスに設置されている把持部は、S5トラスの結合作業時に、スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)からカナダアーム2へS5トラスを受け渡すために使用されます。S5トラスがS4トラスへ結合した後、把持部が打上げ時の設置場所のままだと、後にS4トラスのベータ・ジンバル・アセンブリ(Beta Gimbal Assembly: BGA)が回転する際に干渉するため、S5トラスのキール部(S5トラスをペイロードベイに固定する機構)へ移設します。

P6トラスの前方ラジエータの収納

写真

P6トラスの前方ラジエータ(イメージ)

P6トラスの移設に備え、P6トラスに設置されている初期外部能動熱制御系機器(Early External Active Thermal Control System:EEATCS)のラジエータの収納を行います。ラジエータの収納は船内もしくは地上からコマンドで実施され、収納後にラジエータを固定する作業を船外活動クルーが実施します。

その他

時間に余裕があればS6トラスの取り付けに備えた作業を実施します。

  • S5トラスのS6トラスとの結合機構であるトラス結合システム(Rocketdyne Truss Attachment System: RTAS)からロンチロック機構を取り外す作業
  • S6トラスの結合時に使用されるS5トラスの把持ラッチアセンブリ(Capture Latch Assembly: CLA)の開放
  • S5トラスとS4トラスのケーブル接続

(写真、画像は全てNASA提供)

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