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帰還に備えて、打上げ/着陸時用の与圧服を着用します。その後、各クルーは塩の錠剤と飲み物(ジュースやスープ等)を摂取します。これは、軌道上での体液移動による脱水症状を避けるためであり、着陸後の貧血防止に役立ちます。
軌道離脱の約2時間半前にはスペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)のドアも閉じられます。
スペースシャトルの姿勢を飛行方向に対して180度反転させた状態で、軌道制御用(Orbital Manuevering System: OMS)エンジンを噴射して減速することにより、軌道から離脱して大気圏への降下を開始します。再突入前には姿勢を元に戻して、仰角を上げて大気圏に突入を開始します。
天候などに支障がなければ、NASAケネディ宇宙センター(KSC)へ帰還します。
(画像はNASA提供)
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