このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System:OBSS)を使用して、スペースシャトルの機体の損傷点検を行います。
飛行3日目のR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)時に撮影した機体の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の画像解析結果から、詳細検査が必要と判断された場合に実施することになります。
ドッキング状態での点検のため、国際宇宙ステーション(ISS)の構造物によりSRMSの操作が制限されるので、全ての点検項目を網羅した点検は出来ません。
※ディスカバリー号の打上げ時やSRMSを使用した点検、ISSへの接近時に得られた画像やデータの詳細な分析結果から、ドッキング中に実施する必要はないと判断されました。
「きぼう」日本実験棟船内保管室内や「ハーモニー」(第2結合部)との連結部の配線や配管を取り外し、船内保管室を移設する準備を行います。その後、船内保管室とハーモニーの連結部を減圧後、船内保管室とハーモニー間の結合を解除します。
船内保管室移設の準備作業は、星出宇宙飛行士が行います。
ハーモニーと船内保管室間を固定している共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)*のボルトを分離した後、船内保管室はISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)で、「きぼう」船内実験室の天頂部に移動され、取り付けられます。
両モジュールのCBMをボルトで固定した後、連結部の加圧と気密点検が行われます。最後にSSRMSによる船内保管室の把持を開放して、船内保管室の移設は完了します。
船内保管室の移設では、星出宇宙飛行士は主にCBMに関わる作業を担当します。
*ISSの各モジュール間を結合するために開発されたISS共通の結合機構。ハーモニー/船内実験室間、船内実験室/船内保管室間は、CBMで結合されています。
【動画】船内保管室の船内実験室への移設イメージ(STS-124ミッション)
この日の終わりに、「きぼう」ロボットアームを本格的に起動し、稼動状態を確認します。(この時点でもまだアームの動作はできません)
(動画、画像は全てNASA提供)
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |