このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

「きぼう」日本実験棟

7日目(Flight Day 7: FD7)

最終更新日:2008年6月 5日
【ミッション概要】
  • スペースシャトルの機体の詳細検査
  • 船内保管室の移設準備
  • 船内保管室の船内実験室への移設

スペースシャトルの機体の詳細検査(必要と判断された場合)

SRMSとOBSSを使用したエンデバー号の機体の損傷点検(STS-123ミッション)

SRMSとOBSSを使用したエンデバー号の機体の損傷点検(STS-123ミッション)

スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System:OBSS)を使用して、スペースシャトルの機体の損傷点検を行います。

飛行3日目のR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)時に撮影した機体の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の画像解析結果から、詳細検査が必要と判断された場合に実施することになります。

ドッキング状態での点検のため、国際宇宙ステーション(ISS)の構造物によりSRMSの操作が制限されるので、全ての点検項目を網羅した点検は出来ません。

※ディスカバリー号の打上げ時やSRMSを使用した点検、ISSへの接近時に得られた画像やデータの詳細な分析結果から、ドッキング中に実施する必要はないと判断されました。

船内保管室の移設準備

船内保管室の連結部の配線・配管(手前側周囲)(STS-123ミッション)

船内保管室の連結部の配線・配管(手前側周囲)(STS-123ミッション)

「きぼう」日本実験棟船内保管室内や「ハーモニー」(第2結合部)との連結部の配線や配管を取り外し、船内保管室を移設する準備を行います。その後、船内保管室とハーモニーの連結部を減圧後、船内保管室とハーモニー間の結合を解除します。

船内保管室移設の準備作業は、星出宇宙飛行士が行います。


船内保管室の船内実験室への移設

ハーモニーと船内保管室間を固定している共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)*のボルトを分離した後、船内保管室はISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)で、「きぼう」船内実験室の天頂部に移動され、取り付けられます。

両モジュールのCBMをボルトで固定した後、連結部の加圧と気密点検が行われます。最後にSSRMSによる船内保管室の把持を開放して、船内保管室の移設は完了します。

船内保管室の移設では、星出宇宙飛行士は主にCBMに関わる作業を担当します。

*ISSの各モジュール間を結合するために開発されたISS共通の結合機構。ハーモニー/船内実験室間、船内実験室/船内保管室間は、CBMで結合されています。

【動画】船内保管室の船内実験室への移設イメージ(STS-124ミッション)


「きぼう」ロボットアームの起動

この日の終わりに、「きぼう」ロボットアームを本格的に起動し、稼動状態を確認します。(この時点でもまだアームの動作はできません)

(動画、画像は全てNASA提供)

 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約