飛行11日目、国際宇宙ステーション(ISS)では、「レオナルド」(多目的補給モジュール1)をスペースシャトル「ディスカバリー号」のペイロードベイ(貨物室)へ回収する作業が行われました。
レオナルドは、運用停止後、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)により「ハーモニー」(第2結合部)から取り外され、ディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)に回収されました。地上に持ち帰るための約1,090kgの機材がレオナルドに、約390kgの回収物品がディスカバリー号のミッドデッキに積み込まれています。
その後、クルー全員で別れの挨拶を交わし、ディスカバリー号のクルーがISSより退室した後、ISSとディスカバリー号間のハッチが閉じられました。
- 飛行11日目ハイライト(米国広報イベント、レオナルドの回収、別れの挨拶)
- 飛行11日目のハイライトをご覧いただけます。
- STS-128 NASAステータスレポート#20
- STS-128 NASAステータスレポート#21
- NASA発行のレポートの仮訳です。
飛行12日目は、ディスカバリー号がISSから分離し、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)による熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の後期点検などを行う予定です。