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2009年9月4日(金) 午後0時00分(米国中部夏時間)
2009年9月5日(土) 午前2時00分(日本時間)
ミッションの中盤を迎え、スペースシャトル「ディスカバリー号」のクルーが午前中休息を取る間、軌道上の活動は多少落ち着いたペースとなります。ディスカバリー号のクルーは午後からは、国際宇宙ステーション(ISS)のクルーとともに、補給品の移送作業の続きと第3回船外活動の準備を行う予定です。
クルーは、ルイ・アームストロングの“What a Wonderful World”で起床しました。この曲が軌道上でかけられたのは2回目で、今回はミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のジョン・オリーバスのためにかけられました。クルーは米国中部夏時間9月4日午前11時00分(日本時間9月5日午前1時00分)に起床しました。
ディスカバリー号のコマンダーであるフレドリック・スターカウと、パイロットのケビン・フォード、そしてMSのパトリック・フォレスター、ホセ・ヘルナンデス、クリスター・フューゲルサング、ティモシー・コプラ、オリーバスは、それぞれ午前中に休息を取る予定です。
ISSのコマンダーであるゲナディ・パダルカ、フライトエンジニアのマイケル・バラット、ロマン・ロマネンコ、ロバート・サースク、フランク・デヴィン、ニコール・ストットは、予定通り休息時間を取ってから、ISSのメンテナンス作業を続ける予定です。また、ストットとサースク、ディビュナーは、宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)に関わる作業手順の確認に約2時間取る予定です。日本のHTVは、9月10日にISSに向けて打ち上げられ、その1週間後にISSに到着予定です。
13人のクルー全員が集合して昼食を取り、写真撮影と記者会見を行う予定です。9月4日午後7時54分(同9月5日午前9時54分)に、クルーはISSに集まって、米国、カナダ、スウェーデンのメディアからの質問に答える予定です。
クルーは、1日の残りの時間で移送作業を再開する予定です。飛行管制官は、予定されている補給品の移送作業は60%以上完了したと報告しています。また、クルーは9月5日に予定されている今回のミッションで最後となる第3回船外活動に向けて、宇宙服とエアロックの準備を行う予定です。オリーバスとフューゲルサングが「クエスト」(エアロック)で一晩過ごす準備を行う前に、スペースシャトルのクルーとISSのコマンダー、ストットが集まって、船外活動の手順を確認する予定です。
次回のSTS-128ステータスレポートは、クルーの就寝前、または新規イベントがあれば発行する予定です。ISSのクルーは9月5日午前2時30分(同9月5日午後4時30分)に、ディスカバリー号のクルーはその30分後に就寝予定です。
出典:STS-128 MCC Status Report #14(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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