飛行5日目、国際宇宙ステーション(ISS)では、第1回船外活動や「レオナルド」(多目的補給モジュール1)からの物資の移送作業などが行われました。
第1回船外活動は、米国中部夏時間9月1日午後4時49分(日本時間9月2日午前6時49分)から6時間35分にわたり実施され、P1トラスの使用済みのアンモニアタンク(Ammonia Tank Assembly: ATA)の取外し作業や、「コロンバス」(欧州実験棟)の外部に取り付けられていた欧州技術曝露実験装置(European Technology Exposure Facility: EuTEF)と材料曝露実験装置6(Materials ISS Experiment: MISSE-6)を取り外してスペースシャトル「ディスカバリー号」のペイロードベイ(貨物室)に回収する作業が行われました。
船内では、レオナルドから物資を移送する作業が行われ、空気浄化システムラック(Atmospheric Revitalization System: ARS)、クルーの個室、トレッドミルがISSに移送されました。
- 飛行5日目ハイライト(第1回船外活動)
- 飛行5日目のハイライトをご覧いただけます。
- STS-128 NASAステータスレポート#08
- STS-128 NASAステータスレポート#09
- NASA発行のレポートの仮訳です。
- 第1回船外活動
飛行6日目は、引き続きレオナルドから物資を移送する作業が行われるほか、米国の広報イベントや飛行7日目の第2回船外活動に向けた準備が行われる予定です。なお、飛行6日目に必要があれば実施するとされていたセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用したスペースシャトルの機体の詳細点検は、必要ないと判断されました。