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国際宇宙ステーション(ISS)では、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用したスペースシャトル「エンデバー号」の機体の後期点検や、これまで「デスティニー」(米国実験棟)内に設置されていたEXPRESS-3ラック、微小重力研究グローブボックス(Microgravity Science Glovebox: MSG)ラックを「コロンバス」(欧州実験棟)内へ移設する作業が行われました。MSGラックの移設は、飛行14日目に予定されていましたが、作業が順調に進んだため、前倒しで行われました。また、飛行13日目の第5回船外活動の準備が行われました。
機体の後期点検をドッキング中に行うのは初めての運用です。次回のSTS-124(1J)ミッションで「きぼう」日本実験棟船内実験室を搭載するスペースシャトル「ディスカバリー号」は、搭載重量、スペースの制約からOBSSを搭載できないため、STS-123ミッションでOBSSをISSに残します。そのため、ドッキング中に後期点検を行うことになりました。
第5回船外活動を行うロバート・ベンケン、マイケル・フォアマン両宇宙飛行士は、今晩は「クエスト」(エアロック)内で一晩を過ごします(キャンプアウト)。気圧の低い環境(約0.7気圧)で体内からの窒素の排出を促し明日の船外活動に備えます。
土井宇宙飛行士は、ドミニク・ゴーリ、グレゴリー・ジョンソン両宇宙飛行士とともに、SRMSとOBSSを使用した機体の後期点検を行い、翼前縁とノーズキャップの強化炭素複合材(Reinforced Carbon Carbon: RCC)の検査を行いました。得られたデータは地上で解析されます。
その他に土井宇宙飛行士は、船内保管室データ監視装置(Minimum Keep Alive Monitor:MKAM)を使用した「きぼう」船内保管室の構造殻(シェル)の温度点検などを行いました。
本日の終わりには、クルー全員で第5回船外活動の手順確認を行いました。
朝食 | 昼食 | 夕食 |
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B:飲み物 FF:フレッシュフード(※3) IM:半乾燥状態 NF:自然状態でパック R:(温)水を加えて調理する T:加熱処理
※1:宇宙日本食として認証された宇宙食。詳細は宇宙日本食ページをご覧ください。
※2:宇宙日本食以外の日本食。
※3:フレッシュフードは各宇宙飛行士が自分で選んで持っていくことができる宇宙食で、認証済みの宇宙食以外に市販食品から選ぶこともできます。
飛行8日目、エンデバー号、ISSのクルーは、3月22日午前2時28分に、ロバート・ベンケン宇宙飛行士のためにかけられた、メタリカの"Enter Sandman"で起床しました。
本日は、3月22日午後5時28分に就寝しました。起床は3月23日午前1時28分の予定です。
詳細は飛行スケジュール13日目(FD13)をご覧ください。
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