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日本時間3月18日午前7時51分から、6時間53分にわたり第3回船外活動が行われ、「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)の組立て作業や、材料曝露実験装置6(Materials ISS Experiment: MISSE-6)の設置に関わる作業、軌道上交換ユニット(Orbital Replacement Unit: ORU)の船外保管プラットフォーム2(External Stowage Platform: ESP-2)への移送作業などが行われました。
デクスターに関わる作業では、一部の断熱カバー取外し作業が時間がないため先送りにされましたが、デクスターの組立ては完了しました。また、MISSE-6の軽量取付け台(Lightweight Adapter Plate Assembly: LWAPA)を「コロンバス」(欧州実験棟)外部へ取り付けた後、MISSE-6を設置する作業を行いましたが、取付け機構に問題があり設置できなかったため、次回以降の船外活動に設置作業が見送られました。NASAでは、この問題の原因究明作業が行われています。
第3回船外活動終了後、デクスターがISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)に再度把持され、取外し可能型スペースラブパレット1(Spacelab Pallet-Deployable 1: SLP-D1)から取り出されました。デクスターはSSRMSに把持されたまま一晩待機し、明日、「デスティニー」(米国実験棟)外壁に移設される予定です。
土井宇宙飛行士は、船外活動の支援や、ペギー・ウィットソン宇宙飛行士とともにSTS-124(1J)ミッションで「きぼう」日本実験棟の船内実験室にラックを移設する際に使用するハードパネルを船内保管室内の収納箇所から取り出し、組み立てる作業を行いました。また、土井宇宙飛行士は、「きぼう」ロボットアームのラップトップコンピュータの画面設定作業や、レオポルド・アイハーツ宇宙飛行士とともに「きぼう」ロボットアームの関連機器が入った収納バッグを取り外す作業などを行いました。
作業が順調に進んだため、「きぼう」船内実験室に取り付けられる外部テレビカメラの支柱を船内保管室の収納場所から取り出す作業も前倒しで行いました。
朝食 | 昼食 | 夕食 |
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B:飲み物 FF:フレッシュフード(※3) IM:半乾燥状態 NF:自然状態でパック R:(温)水を加えて調理する T:加熱処理
※1:宇宙日本食として認証された宇宙食。詳細は宇宙日本食ページをご覧ください。
※2:宇宙日本食以外の日本食。
※3:フレッシュフードは各宇宙飛行士が自分で選んで持っていくことができる宇宙食で、認証済みの宇宙食以外に市販食品から選ぶこともできます。
飛行8日目、エンデバー号、ISSのクルーは、3月18日午前3時31分に、パイロットのグレゴリー・ジョンソン宇宙飛行士のためにかけられた、 ジョンソン宇宙飛行士の兄弟が作曲した"Sharing the World"で起床しました。
本日は、3月18日午後7時28分に就寝しました。起床は3月19日午前3時28分の予定です。
詳細は飛行スケジュール9日目(FD9)をご覧ください。
特に断りのない限り、日時は日本時間です。
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