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今回のミッション最後となる第3回船外活動が、日本時間6月8日午後10時55分から6時間33分にわたって行われました。S1トラスの窒素タンク(Nitrogen Tank Assembly: NTA)の交換作業、「きぼう」日本実験棟関連の作業など、予定していた作業のほか、第2回船外活動で左舷側太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)に確認された粉状物質のサンプルの回収など、時間があれば行うとしていた作業も実施されました。
第3回船外活動にて、船内実験室にあるふたつの窓のうち、片方の窓のシャッターの固定を解除しました。(もう片方の窓のシャッターの固定解除は飛行4日目の第1回船外活動で行われました。)
また、同じく第3回船外活動で、船内保管室との結合部である船内実験室の共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)のデブリ防護パネルの展開が行われました。そのほか、時間があれば行うとしていた外部テレビカメラの点検が行われました。外部テレビカメラは、飛行6日目の第2回船外活動で船内実験室に取り付けられた後、映像の揺れが確認されたため、取付け部を点検するとともにボルトを増し締めしました。
船内実験室と船内保管室の連結部の整備作業が、星出宇宙飛行士とカレン・ナイバーグ宇宙飛行士によって引き続き行われました。飛行10日目に星出宇宙飛行士らクルーが船内保管室に入室する予定です。
第3回船外活動にて、「きぼう」ロボットアームの2台あるテレビカメラのロンチロック(打上げ時の固定機構)と断熱カバーが取り外されました。
「きぼう」ロボットアームは、飛行10日目に完全展開が行われる予定です。
星出宇宙飛行士は、船外活動中、ナイバーグ宇宙飛行士とともに、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を操作し、NTAを運搬する船外活動クルーをSSRMSに乗せて、船外保管プラットフォーム3(External Stowage Platform: ESP-3)とS1トラス間を移動させました。
そのほか、飛行8日目に引き続き、船内実験室と船内保管室の連結部の整備作業を行いました。また、ISSからディスカバリー号のミッドデッキへの物資移送の作業を行いました。
朝食 | 昼食 | 夕食 |
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B:飲み物 FF:フレッシュフード(※2) I:放射線照射殺菌済み IM:半乾燥状態 NF:自然状態でパック R:(温)水を加えて調理する T:加熱処理
※1:宇宙日本食として認証された宇宙食。詳細は宇宙日本食ページをご覧ください。
※2:フレッシュフードは各宇宙飛行士が自分で選んで持っていくことができる宇宙食で、認証済みの宇宙食以外に市販食品から選ぶこともできます。
ディスカバリー号のクルーは、6月8日午後6時32分に、「ミッキー・マウス・クラブ」のテーマ曲で起床しました。
本日は、6月9日午前10時02分に就寝しました。起床は6月9日午後6時02分の予定です。
※ウェイクアップコールは長年続けられている恒例の習慣です。ミッション期間中毎日、クルーは地上から送られる様々な音楽で目覚めます。曲はクルーにちなんだものやクルーの要望に沿ったものが選ばれています。以下のサイトでウェイクアップコールを聞くことができます。
≫ STS-124 Wakeup Calls (NASA:英語)
詳細は飛行スケジュール10日目(FD10)をご覧ください。
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