このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
 
JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 

国際宇宙ステーションの利用補給フライト ULF1.1(STS-121)

STS-121 NASAステータスレポート#25

最終更新日:2006年7月17日

2006年7月16日(日)午後0時30分(米国中部夏時間)
2006年7月17日(月)午前2時30分(日本時間)

スペースシャトル「ディスカバリー号」は、米国中部夏時間7月17日午前8時14分(日本時間7月17日午後10時14分)に予定しているフロリダ州のNASAケネディ宇宙センター(KSC)への帰還を目指しています。2回目の着陸機会では、ディスカバリー号は7月17日午前7時7分(同7月17日午後9時7分)に軌道離脱噴射を行って降下を開始し、7月17日午前9時50分(同7月17日午後11時50分)にKSCに着陸します。フライトマネージャは、7月17日の着陸地としてKSC以外の場所は計画していません。

7月17日の着陸時の天気予報によれば、KSCのスペースシャトル着陸施設(Shuttle Landing Facility: SLF)の滑走路付近では雨が降る可能性があり、着陸に適さない状態となる可能性があります。

ディスカバリー号のコマンダーであるスティーブン・リンゼイとパイロットのマーク・ケリーは、今朝ディスカバリー号の着陸システムと姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)の点検を行いました。スペースシャトルの油圧系に動力を供給する3基の補助動力装置(Auxiliary Power Unit: APU)のうち1基を試験運転したところ、問題なく動作することを確認しました。APUからの軽微な漏れは、予想した範囲に収まっています。着陸時には、3基とも通常通りに作動させる計画です。

ディスカバリー号のクルーは、軌道上での最後の1日を、帰還に向けた機材の収納や機体の準備作業を行い過ごしました。ディスカバリー号の7月17日の1回目の着陸機会までの主なイベントは次の通りです。

7月17日午前4時27分(同7月17日午後6時27分)―ディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)のドア閉鎖。
7月17日午前6時7分(同7月17日午後8時7分)―ディスカバリー号のクルーが、着陸に向けてシートへの着席とシートベルトでの固定を開始。
7月17日午前6時48分(同7月17日午後8時48分)―ミッションコントロールが軌道離脱噴射を行うかどうか決定。

次のSTS-121ステータスレポートは、ディスカバリー号の着陸後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/news/sts121/STS-121-25.html
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。


▲このページの先頭へ

JAXAトップページへ JAXAトップページへ 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター サイトマップ JAXAトップページへ サイトポリシー