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国際宇宙ステーションの利用補給フライト ULF1.1(STS-121)

第3回船外活動(飛行9日目)

最終更新日:2006年7月8日

米国時間7月7日のミッション・マネージメント・チーム会議において、スペースシャトル「ディスカバリー号」の消耗品に十分余裕があることから、ディスカバリー号と国際宇宙ステーション(ISS)のドッキング期間を1日延長し、第3回船外活動を飛行9日目に実施することが決定されました。

RCC修理方法の検証

STS-114ミッションと同様に、強化炭素複合材(Reinforced Carbon Carbon: RCC)の軌道上での修理方法について検証します。本検証では、ペイロードベイ(貨物室)内に設置された熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)修理試験用サンプルボックス内の損傷したRCCのサンプルに対して、NOAX(Non-Oxide Adhesive Experimental、ノーアックス)と呼ばれる灰色のパテ状の補修剤による補修が行われます。

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TPS修理試験用サンプルボックスの構成(提供:NASA)

赤外線ビデオカメラの性能試験

RCCの検査方法として、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)や船外活動でのデジタルカメラによる撮影のほか、赤外線ビデオカメラによりRCCの表層下の損傷を検出することも検討されています。クルーは、「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)で移動する際に、スペースシャトルの翼前縁のRCCパネルを赤外線ビデオカメラで撮影(約20秒間)し、赤外線ビデオカメラの性能試験を行います。

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