打上げと帰還
アトランティス号の打上げ
アトランティス号はNASAケネディ宇宙センター(KSC)より、米国東部夏時間6月8日午後7時38分(日本時間6月9日午前8時38分)に打ち上げられました。
帰還は、当初、飛行12日目に予定されていましたが、ドッキング期間が2日延期されたため飛行 14日目の6月21日午後1時55分(同6月22日午前2時55分)に延期になり、さらにKSCの天候が着陸に適さないため、着陸は翌飛行日に延期されました。しかし、飛行15日目もKSCの天候が着陸に適さないため、アトランティス号は代替着陸地であるNASAドライデン飛行研究センター(DFRC)へ着陸しました。
打上げ日時 |
2007年6月8日午後7時38分(米国東部夏時間)
2007年6月9日午前8時38分(日本時間) |
着陸日時 |
2007年6月22日午後3時49分(米国東部標準時間)
2007年6月23日午前4時49分(日本時間)
詳細(全て米国東部標準時間)
- 主脚接地時刻:6月22日午後3時49分38秒
- 前輪接地時刻:6月22日午後3時49分49秒
- 完全停止時刻:6月22日午後3時50分48秒
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飛行時間 |
13日20時間11分 |
打上げの詳細はステータスレポート#01を、着陸の詳細はステータスレポート#30をご覧ください。
ISSへのドッキングと分離
ドッキング日時 |
2007年6月10日午後2時36分(米国中部夏時間)
2007年6月11日午前4時36分(日本時間) |
分離日時 |
2007年6月19日午前9時42分(米国中部夏時間)
2007年6月19日午後11時42分(日本時間) |
結合時間 |
8日19時間6分 |
ドッキングの詳細はステータスレポート#05を、分離の詳細はステータスレポート#23をご覧ください。
船外活動
第1回船外活動を行うジェイムズ・ライリー宇宙飛行士
今回のミッションでは、計27時間58分にわたる4回の船外活動が行われました。ISS組立てとしては、ISSから実施したものを含め、通算87回、計537時間3分の船外活動を実施したことになります。(参考:ISS建設のための船外活動)
船外活動では、S3/S4トラスの結合や、SAW、太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)の起動準備、P6トラスの右舷側SAWの収納支援、アトランティス号のOMSポッドのめくれた耐熱ブランケットの修理などが行われました。
当初、船外活動は3回の予定でしたが、ISSへのドッキング期間が2日延長され、打上げ後に確認された耐熱ブランケットのめくれの修理作業および第4回船外活動を追加で行うことになりました。
第1回船外活動(飛行4日目)
開始日時 |
2007年6月11日午後3時02分(米国中部夏時間)
2007年6月12日午前5時02分(日本時間) |
終了日時 |
2007年6月11日午後9時17分(米国中部夏時間)
2007年6月12日午前11時17分(日本時間) |
作業時間 |
6時間15分 |
作業者 |
ジェイムズ・ライリー、ジョン・オリバース両宇宙飛行士 |
主要作業内容 |
- S3/S4トラスの取付け
- S4トラスの太陽電池パドル(SAW)の展開準備
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詳細はステータスレポート#07をご覧ください。
第2回船外活動(飛行6日目)
開始日時 |
2007年6月13日午後1時28分(米国中部夏時間)
2007年6月14日午前3時28分(日本時間) |
終了日時 |
2007年6月13日午後8時44分(米国中部夏時間)
2007年6月14日午前10時44分(日本時間) |
作業時間 |
7時間16分 |
作業者 |
パトリック・フォレスター、スティーブン・スワンソン両宇宙飛行士 |
主要作業内容 |
- P6トラスの右舷側太陽電池パドル(SAW)の収納支援
- 太陽電池パドル回転機構(SARJ)の起動準備
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詳細はステータスレポート#11をご覧ください。
第3回船外活動(飛行8日目)
開始日時 |
2007年6月15日午後0時24分(米国中部夏時間)
2007年6月16日午前2時24分(日本時間) |
終了日時 |
2007年6月15日午後8時22分(米国中部夏時間)
2007年6月16日午前10時22分(日本時間) |
作業時間 |
7時間58分 |
作業者 |
ジェイムズ・ライリー、ジョン・オリバース両宇宙飛行士 |
主要作業内容 |
- 軌道制御システム(OMS)ポッドのめくれた耐熱ブランケットの修理
- 酸素生成システム(OGS)のバルブ設置
- P6トラスの右舷側の太陽電池パドル(SAW)の収納
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詳細はステータスレポート#15をご覧ください。
第4回船外活動(飛行10日目)
開始日時 |
2007年6月17日午前11時25分(米国中部夏時間)
2007年6月18日午前1時25分(日本時間) |
終了日時 |
2007年6月17日午後5時54分(米国中部夏時間)
2007年6月18日午前7時54分(日本時間) |
作業時間 |
6時間29分 |
作業者 |
パトリック・フォレスター、スティーブン・スワンソン両宇宙飛行士 |
主要作業内容 |
- 太陽電池パドル回転機構(SARJ)の起動準備
- S3トラスのレール上の障害物を取り除く作業
- LANケーブルの敷設
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詳細はステータスレポート#19をご覧ください。なお、第4回船外活動で実施される予定だったGPSアンテナの回収作業とSバンドアンテナの固定用ボルトを締める作業は実施されませんでした。