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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-117 NASAステータスレポート#23

最終更新日:2007年6月20日
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2007年6月19日(火) 午後6時00分(米国中部夏時間)
2007年6月20日(水) 午前8時00分(日本時間)

スペースシャトル「アトランティス号」は、8日間の国際宇宙ステーション(ISS)滞在を終え、米国中部夏時間6月19日午前9時42分(日本時間6月19日午後11時42分)にISSから分離しました。

第15次長期滞在クルーのフライトエンジニア、クレイトン・アンダーソンはISSに残り、かつてのクルー仲間の旅の安全を祈りました。女性宇宙飛行士による1回の宇宙飛行での最長宇宙滞在記録を更新したミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のサニータ・ウィリアムズは、6ヶ月の宇宙滞在を終え、アンダーソンと交代してアトランティス号に搭乗し帰還します。

ISSから分離しても、アトランティス号はすぐには遠く離れませんでした。パイロットのリー・アーシャムボウは、分離後すぐにアトランティス号を操縦して、600フィート(約183m)離れた距離でISSの回りを1周(フライアラウンド)しました。その際、ほかのクルーは、以前より大きくなり性能が向上したISSと、彼らの活動の成果をビデオと写真に記録しました。

8日と19時間6分におよぶISSとのドッキング中に、アトランティス号とISSのクルーは、右舷のトラスと2つの太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)を設置し、ISSはほぼ対称な形状になりました。また、P6トラスのSAWを、今年後半に移動させるための準備として、折りたたんで収納する作業も行いました。

今回のアトランティス号のISSへの飛行で、スペースシャトル全体でのISS累積滞在時間は151日と4時間52分になりました。

ISSの回りを一周(フライアラウンド)した後、アーシャムボウはスラスタを噴射し、夜間に備えてアトランティス号を安全な距離へと移動させました。一方、ほかのクルーは、翼前縁部とノーズキャップの検査を行いました。宇宙滞在中にアトランティス号が微小隕石などのデブリによる損傷を受けていないことを確認するため、ヒューストンにいる地上の技術者が今晩中にこの検査画像を解析する予定です。

クルーは6月19日午後9時08分(同6月20日午前11時08分)に就寝する予定です。そして、6月20日午前5時08分(同6月20日午後7時08分)に起床し、6月21日に予定されているNASAケネディー宇宙センター(KSC)への着陸に備えて、大気圏再突入時に使用するシステムの確認と、機材の梱包を行う予定です。

次のSTS-117ステータスレポートは、6月20日午前(同6月20日午後)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-117 MCC Status Report #23(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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