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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-117 NASAステータスレポート#22

最終更新日:2007年6月20日
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2007年6月19日(火) 午前6時00分(米国中部夏時間)
2007年6月19日(火) 午後8時00分(日本時間)

6月19日、スペースシャトル「アトランティス号」のクルーが起床したのは、国際宇宙ステーション(ISS)とのハッチが閉じられ、地上へ帰還する2日間の飛行のためにISSから分離するまであと数時間という頃でした。

米国中部夏時間6月19日午前5時38分(日本時間6月19日午後7時38分)、ウェイクアップコールとしてChicagoの”Feelin’ Stronger Every Day”が、パイロットのリー・アーシャムボウのためにかけられました。第15次長期滞在クルーのコマンダーであるフョードル・ユールチキンと、フライトエンジニアのオレッグ・コトフとクレイトン・アンダーソンは、同じ時刻にISSで起床しました。

6月19日午前7時45分(同6月19日午後9時45分)に、アーシャムボウとミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のパトリック・フォレスターは、電力節約のためにドッキング中は停止させていたアトランティス号のシステムへの電力供給を開始する予定です。また、午前8時28分(同6月19日午後10時28分)に、MSのスティーブン・スワンソンとジェイムズ・ライリーは、オービタ・ドッキング・システム(Orbiter Docking System: ODS)のセンターライン・カメラを作動させる予定です。

6月19日午前9時42分(同6月19日午後11時42分)に、アトランティス号とISSを固定していたフックとラッチ機構を解除し、アトランティス号はODSのバネの力でISSから分離する予定です。アーシャムボウは、アトランティス号のスラスタを噴射して、ISSの正面450フィート(約137m)の位置まで移動し、その後、午前10時07分(同6月20日午前0時07分)に構造が変更されたISSをよく観察するために、ISSの回りを一周する予定です。

6月19日午前11時25分(同6月20日午前1時25分)、アトランティス号は、再びスラスタ噴射を行うことで、ISSからの最終的な離脱を開始する予定です。ISSから46マイル(約74km)離れた距離で、アーシャムボウとフォレスター、スワンソンは、スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)を使って、ペイロードベイ(貨物室)の右舷側の端からセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を持ち上げ、両翼とオービタのノーズキャップの熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の後期点検を行う予定です。

6月19日から20日にかけて、MSのサニータ・ウィリアムズは、宇宙飛行192日目を迎え、6月21日に予定されているNASAケネディ宇宙センター(KSC)への着陸準備として、さらに筋力トレーニングを行うことになっています。着陸時には、ウィリアムズの身体は昨年12月に宇宙に出発してから初めて、重力の影響を受けることになります。

次のSTS-117ステータスレポートは、6月19日午後(同6月20日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-117 MCC Status Report #22(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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