このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
 
JAXAトップページへ
 JAXAトップページへ宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターサイトマップ
 

国際宇宙ステーションの組立フライト 12A.1(STS-116)

第2回船外活動(飛行6日目)

最終更新日:2006年12月1日

第2回船外活動は、EV(Extra Vehicular)1のロバート・カービーム宇宙飛行士と、EV2のクリスター・フューゲルサング宇宙飛行士が担当します。第2回船外活動では、国際宇宙ステーション(ISS)の電力系統の切換、CETA(Crew and Equipment Translation Aid)カートの移設作業を行います。

ISSの電力系統2、3の切替え

ISSの電力系統2、3をメインバス切替ユニット(Main Bus Switching Unit: MBSU)2、3を経由するように切り替える作業を行います。この作業を行うために、電力系統2、3の電力(ISSの電力供給の約半分)を、地上からのコマンドにより停止させます。

ISSの電力系統2、3がMBSU2、3を経由するようにするため、船外活動クルーは、P4トラスのチャンネル*2Aからの電力をMBSU2とMBSU3へ、そしてP6トラスのチャンネル2Bからの電力をMBSU2へ接続する作業を行います。この作業により、チャンネル2A、2BからMBSU2に電力を送れるようになります。また、船外活動クルーは、MBSU2、3と直流変圧器(Direct Current to Direct Current Control Unit: DDCU)間の接続や、接続の切換を行います。

* チャンネルの名称についてはこちらを参照ください。

CETAカートの移設

写真:より大きな写真へ

STS-116ミッション前のCETAカートの設置場所

写真:より大きな写真へ

CETAカートの移設(STS-113ミッション時)

次回のSTS-117ミッションでS3/S4トラスをS1トラスに設置する際に、モービルベースシステム(MBS)をS1 トラスの端(ISSの右舷側)まで移動させる必要があるため、現在ISSの右舷側に設置されているCETAカート2台を、MBSを越えてISSの左舷側に移設します。

まず、ひとりの船外活動クルーが、CETAカート4隅の台車をレールから外します。そして、カナダアーム2の先端に乗ったもうひとりの船外活動クルーが、CETA カートを抱えたままMBSを越えて左舷側に移動します。CETAカートを移動させた後、レールからCETAカートを外した船外活動クルーが再びレールに固定します。2台のCETAカートは同様の手順で1台ずつ移設されます。移設後、船外活動クルーは2台のCETA カートを連結させます。

(写真は全てNASA提供)


▲このページの先頭へ

JAXAトップページへ JAXAトップページへ 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター サイトマップ JAXAトップページへ サイトポリシー