クルー
最終更新日:2006年11月22日
船長(Commander)
マーク・ポランスキー(Mark Polansky)
1956年、ニュージャージー州生まれ。元空軍テストパイロット。
1996年に宇宙飛行士として選抜され、STS-98ミッション(2001年)でパイロットとして飛行した。STS-116ミッションは2回目のフライトとなる。
パイロット(Pilot)
ウィリアム・オーフェリン(William Oefelein)
1965年、ヴァージニア州生まれ。米海軍中佐。
1998年に宇宙飛行士として選抜される。STS-116ミッションは初フライトとなる。
ミッションスペシャリスト(Mission Specialist) 1
ニコラス・パトリック(Nicholas Patrick)
1964年、イギリスのノースヨークシャー州生まれ。機械工学博士。
ボーイング社で旅客機の開発に携わる。
1998年に宇宙飛行士として選抜される。STS-116ミッションが初フライトとなる。STS-116ミッションでは、スペースシャトルのロボットアーム(SRMS)の操作を担当する。
ミッションスペシャリスト(Mission Specialist) 2
ロバート・カービーム(Robert Curbeam)
1962年、メリーランド州生まれ。米海軍大佐。
1994年に宇宙飛行士として選抜される。1997年のSTS-85ミッション(1997年)とSTS-98ミッション(2001年)の飛行経験があり、STS-98ミッションでは3回の船外活動(Extra Vehicular Activity: EVA)を行った。3回目のフライトとなるSTS-116ミッションでは、EV(Extra Vehicular)1として 3回のEVAを担当する。
ミッションスペシャリスト(Mission Specialist) 3
クリスター・フューゲルサング(Christer Fuglesang)
1957年、スウェーデンのストックホルム生まれ。
欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士。
1992年にESAの宇宙飛行士として選抜される。1996年にNASAのミッション・スペシャリスト訓練を始め、1998年に資格を得た。初フライトとなるSTS-116ミッションでは、EV2として2回のEVAを担当する。
ミッションスペシャリスト(Mission Specialist) 4
ジョアン・ヒギンボサム(Joan Higginbotham)
1964年、イリノイ州生まれ。
1987年よりNASAケネディ宇宙センター(KSC)でスペースシャトルの整備に関する様々な職を務め、1996年に宇宙飛行士として選抜される。STS-116が初フライトとなる。STS-116ミッションでは、「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)の操作と、スペースハブ・モジュールの管理を担当する。
第14次、第15次長期滞在クルー
ミッションスペシャリスト(Mission Specialist) 5
サニータ・ウィリアムズ(Sunita Williams)
1965年、オハイオ州生まれ。米海軍中佐。
1998年に宇宙飛行士に選抜される。STS-116ミッションが初フライト。 STS-116ではカナダアーム2の操作を担当する他、EV3として1回のEVAを担当する。
ウィリアムズ宇宙飛行士は、ライター宇宙飛行士と交替して国際宇宙ステーション(ISS)に約6ヶ月滞在し、STS-118ミッション(2007年6月予定)で帰還する予定。
第13次、14次長期滞在クルー(帰還)
トーマス・ライター(Thomas Reiter)
1958年、ドイツのフランクフルト生まれ。
ドイツ空軍パイロットを経て1992年にESA宇宙飛行士として選抜される。1995年にESAとロシアのEuromir95ミッションのエンジニアとして179日間ミールに滞在、その間、2回の船外活動を行った。1997年9月~1999年3月の間、ドイツ空軍に派遣され、1994年4月にESAに復帰した。ISSに長期滞在する初のESA宇宙飛行士となり、ESAの宇宙飛行士としてはISSで初めてEVAも実施した。また、ESAの宇宙飛行士としての宇宙滞在記録も更新した。
STS-121ミッションで打ち上げられ、第13次、第14次長期滞在クルーとして約6ヶ月間の滞在後、STS-116ミッションで、ウィリアムズ宇宙飛行士と交替して帰還する。
(写真は全てNASA提供)