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「きぼう」での実験

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「きぼう」超小型衛星放出プラットフォームにおける取組みが文部科学大臣表彰「科学技術賞」を受賞

最終更新日:2018年4月19日

文部科学省が主催する「平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」において、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟における超小型衛星放出プラットフォームでの取組みが、我が国の科学技術の振興発展に貢献したと認められ、科学技術賞・科学技術振興部門を受賞しました。

2018年4月17日、文部科学省講堂で行われた表彰式では、林文部科学大臣より、JAXA有人宇宙技術部門きぼう利用センター技術領域主幹 松本邦裕氏、同センター長 小川志保氏、研究開発員 赤城弘樹氏へ賞状と盾が授与されました。

受賞したJAXA関係者 (出典:JAXA)
(左から:きぼう利用センター技術領域主幹 松本邦裕氏、同センター長 小川志保氏、
研究開発員 赤城弘樹氏)

盾と賞状(出典:JAXA)

ISSで超小型衛星を放出できるのは「きぼう」日本実験棟だけであり、これまでに、地球撮影や通信実験、各種技術実証用に国内外の大学や企業等が開発した超小型衛星を放出しています。

受賞コメント

今回の受賞については、これまで超小型衛星放出事業の実現・継続に向けた、関係省庁、JAXAメンバー、運用チーム、戦略パートナー、国際パートナーの皆様のご支援・ご尽力の成果として表彰いただいたものであり、改めて関係者の皆様に感謝の意を表したいと思います。

    
受賞案件概要
受賞案件超小型衛星放出プラットフォームによる宇宙利用技術の振興
受賞者 JAXAきぼう利用センター 松本技術領域主幹、小川センター長、赤城研究開発員
概要 近年、超小型衛星は身近な技術実証や人材育成のツールとして多くの研究者や企業が研究開発を行い、世界的に利用需要が高まっている。現状、ロケットに相乗りさせて超小型衛星を打上げ・放出する利用形態が主流であるため、その利用機会が極めて限定的であることが課題であった。
本活動では、「きぼう」だけが持つエアロックロボットアームの機能を利用し、当初は想定していなかった新たな利用手段として、米国に先がけて超小型衛星の放出機構を開発し、その利用機会を公表した。現在、衛星放出能力を倍増するとともに、米国企業が開発した放出機構の運用を支援することで、これまでに205機(平成30年2月23日時点)を「きぼう」から放出し、日本のみならず国際的な宇宙利用の推進に貢献している。
本活動により、国連宇宙部や戦略的パートナー(北海道大学、東北大学、九州工業大学)との連携を軸として、宇宙新興国に対し人材育成と安定的な放出機会を提供することで、それらの国の自国初となる衛星の放出に貢献、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を力強く後押しする取組みとして日本のプレゼンス向上に寄与している。

【関連】

超小型衛星の放出機会提供
 
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