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「きぼう」での実験

文化・人文社会科学利用パイロットミッション「手に取る宇宙」で回収した、「宇宙」を詰め込んだボトルの破損が確認されました

最終更新日:2011年4月28日

国際宇宙ステーション(ISS)において実施された、文化・人文社会科学利用パイロットミッション「手に取る宇宙 ~Message in a Bottle~」(代表提案者:松井紫朗 京都市立芸術大学准教授)で回収したガラスボトルが破損し、"宇宙空間"をガラスボトルに封じ込めて持ち帰ることができなかったことがわかりました。


「手に取る宇宙」は、地上に暮らす私たちでは知ることの難しい"宇宙空間"を、宇宙飛行士が実際の宇宙空間に出て、その"宇宙"をガラスのボトルに詰め込んで地上に持ち帰ります。そして、その"宇宙"が入ったガラスボトルを、人々が手にしてみることによって、この世界の外側で行われている宇宙飛行士と人類の活動や、人類と宇宙との関係、そして、未来の人類に向けられたメッセージを感じ取ってもらおうという構想を持った芸術テーマです。

"宇宙空間"をガラスのボトルに封じ込める作業は、本年3月1日に、宇宙飛行士の船外活動により行いました。ガラスボトルは、スペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-133ミッション)に搭載され地上に回収され、4月19日に筑波宇宙センター(TKSC)まで輸送されました。しかし、TKSCにおいて開梱したところ、ガラスボトルが破損していることが確認され、"宇宙空間"をガラスのボトルに封じ込めて持ち帰ることができなかったことが分かりました。

ガラスボトルが破損した時期や原因については現在調査中です。

なお、代表提案者による作品の公開は、回収されたガラスボトルを使用して行われます。

※6月11日~8月末まで、豊田市立美術館(愛知県豊田市)で行われる予定。

手に取る宇宙のテーマ概要はこちら
文化・人文社会科学利用(Education Payload Observation: EPO)のホームページ: /kiboexp/field/epo/pilot/

 
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