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土井宇宙飛行士ら7人のクルーと「きぼう」日本実験棟船内保管室をのせたスペースシャトル「エンデバー号」は、米国東部夏時間3月11日午前2時28分(日本時間2008年3月11日午後3時28分)に、NASAケネディ宇宙センター(KSC)から打ち上げられました。エンデバー号の打上げとしては21回目、スペースシャトルの打上げとしては122回目となりました。いよいよ「きぼう」の組立てミッションが始まりました。
打上げ後、外部燃料タンク(External Tank: ET)の分離時には、断熱材の剥離の有無を確認するために、オービタの腹部に装備したデジタルカメラのほか、クルーが手持ちのビデオカメラとデジタルカメラを使って撮影を行いました。今回のミッションは打上げが深夜(米国時間)だったため、オービタ腹部のデジタルカメラに装備されたフラッシュが初めて使用されました。
また、打上げに先立ち、「きぼう」運用管制室がその運用を開始しました。今後、50名以上からなる運用管制チーム(JAXA Flight Control Team: JFCT)が、3交代24時間体制で「きぼう」を運用していきます。
打上げ後、ペイロードベイ(貨物室)に搭載された船内保管室へスペースシャトルからヒータ電力の供給が開始されました。これは、船内保管室の冷却による結露を防ぐためです。飛行4日目に船内保管室がペイロードベイ(貨物室)から取り出されるまで供給されます。
打上げ後、土井宇宙飛行士は スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)の起動とペイロードベイ(貨物室)の点検を行いました。ミッション中、土井宇宙飛行士はSRMSを操作して、「きぼう」船内保管室の取付けやスペースシャトルの熱防護システム(Termal Protection System: TPS)の検査などを行う予定です。
土井宇宙飛行士ら7人のクルーは、夕食をとった後、明日からの仕事に備えて、打上げから6時間後の日本時間3月11日午後9時28分に就寝しました。起床は3月12日午前5時28分の予定です。
朝食 | 昼食 | 夕食 |
---|---|---|
地上にて | - |
B:飲み物 FF:フレッシュフード(※3) R:(温)水を加えて調理する T:加熱処理
※1:宇宙日本食として認証された宇宙食。詳細は宇宙日本食ページをご覧ください。
※2:宇宙日本食以外の日本食。
※3:フレッシュフードは各宇宙飛行士が自分で選んで持っていくことができる宇宙食で、認証済みの宇宙食以外に市販食品から選ぶこともできます。
詳細は飛行スケジュール2日目(FD2)をご覧ください。
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