飛行6日目、国際宇宙ステーション(ISS)では、米国中部標準時間11月21日午前8時31分(日本時間11月21日午後11時31分)から6時間08分にわたり第2回船外活動が行われました。
第2回船外活動では、「コロンバス」(欧州実験棟)外部へのアンテナの設置、浮動電位測定装置(Floating Potential Measurement Unit: FPMU)の移設、S3トラス上部のペイロード取付けシステム(Payload Attach System: PAS)の展開、ワイヤレスビデオ送受信器(Wireless Video System External Transceiver Assembly:WETA)の設置作業などが行われました。
ロシアの小型研究モジュール2(Mini-Research Module 2: MRM2)での減圧の誤警報の影響で、船外活動の時間が短縮されましたが、予定よりも早く作業が進んだため、前倒しの作業としてS3トラス下部のPASの展開作業も行われました。
ISS船内では、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を操作してエクスプレス補給キャリア2(Express Logistics Carrier 2: ELC-2)をISSのS3トラスへ設置する作業が行われました。
- 飛行6日目ハイライト(第2回船外活動)
- 飛行6日目のハイライトをご覧いただけます。
- STS-129 NASAステータスレポート#10
- STS-129 NASAステータスレポート#11
- NASA発行のレポートの仮訳です。
- 第2回船外活動
飛行7日目、クルーは休息をとる予定です。それ以外の時間は、物資の移送作業や第3回船外活動に向けた準備を行う予定です。