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2009年11月17日(火) 午前4時30分(米国中部標準時間)
2009年11月17日(火) 午後7時30分(日本時間)
見事に完璧な打上げの日に続き、スペースシャトル「アトランティス号」のクルーは、丸一日を宇宙で過ごす初日となる本日、完璧であることを願う耐熱シールドの点検を行う予定です。
米国中部標準時間11月17日午前3時28分(日本時間11月17日午後6時28分)に、ウェイクアップコールとして、MercyMe’sの“I Can Only Imagine”が流されました。この曲は、本日、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)の操作を担当するパイロットのバリー・ウィルモアのためにかけられました。ウィルモアは、コマンダーのチャールズ・ホーバーとミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のリランド・メルヴィンとランドルフ・ブレスニクとともに、50フィート(約15m)のSRMSと50フィート(約15m)のセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使って、アトランティス号の翼前縁(Wing Leading Edge: WLE)のパネルとノーズキャップを詳細に点検する予定です。
点検は、OBSS先端のカメラとレーザセンサを使って行われ、地上の専門家にスペースシャトルの耐熱シールドの3次元映像を提供する予定です。これらの写真は、ミッション期間中のさまざまな過程で撮影される他の写真と共に、スペースシャトルが11月16日の打上げ時に損傷を受けていないことを確認するために使われる予定です。
点検は11月17日午前7時15分(同11月17日午後10時15分)少し前に開始され、約5時間かかる予定です。その作業が進められている間に、船外活動を担当するマイケル・フォアマンとロバート・サッチャーは、ブレスニクが点検作業を行っていないときに彼の支援を受けて、本ミッション中3回の船外活動のうち第1回船外活動で着用する2着の宇宙服の点検と、国際宇宙ステーション(ISS)へ宇宙服を移送する準備を行う予定です。
クルーはまた、11月18日のISSへのドッキング準備として、オービタ・ドッキング・システム(Orbiter Docking System: ODS)にセンターライン・カメラを取り付け、ODS先端のドッキングリングを伸展し、ランデブ中に使用する機器の点検を行う予定です。
ISSでは、第21次長期滞在クルーのコマンダーであるフランク・デヴィンと、フライトエンジニアのジェフリー・ウィリアムズ、ニコール・ストット、マキシム・スライエフ、ロマン・ロマネンコ、およびロバート・サースクが、スペースシャトルがISSに接近しながら機体を縦方向に360度回転させるR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)を実施する際に、彼らが担当するスペースシャトルの耐熱シールドの状態を記録する画像撮影手順を確認し、スペースシャトルの到着準備を行う予定です。ウィリアムズは、STS-129で予定されている作業のひとつである、来年の「トランクウィリティー」(第3結合部)の到着に向けた「ハーモニー」(第2結合部)の準備も、早々に始める予定です。
アトランティス号のクルーは、11月17日午後7時30分(同11月18日午前10時30分)に就寝する予定です。次回のSTS-129ステータスレポートは、クルーの就寝時、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-129 MCC Status Report #02(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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