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2009年11月16日(月) 午後2時00分(米国中部標準時間)
2009年11月17日(火) 午前5時00分(日本時間)
スペースシャトル「アトランティス号」は、米国中部標準時間11月16日午後1時28分(日本時間11月17日午前4時28分)に打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)に保管する補給品を載せて、ISSに向かっています。
コマンダーのチャールズ・ホーバー、パイロットのバリー・ウィルモア、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のマイケル・フォアマン、ロバート・サッチャー、ランドルフ・ブレスニク、リランド・メルヴィンは、打上げから8分30秒後、ISSが南太平洋上空220マイル(約354km)を飛行中に軌道に到達しました。
ISS船内では、コマンダーである欧州宇宙機関(ESA)のフランク・デヴィン、フライトエンジニアのジェフリー・ウィリアムズ、ニコール・ストット、ロマン・ロマネンコ、マキシム・スライエフ、カナダ宇宙庁 (CSA)のロバート・サースクが、ミッションコントロールより中継されたアトランティス号の打上げ生中継を見ていました。
11月18日(日本時間11月19日)のアトランティス号のドッキング後、ストットは正式にスペースシャトルのクルーとなり、3カ月近いISS滞在を終えてアトランティス号に搭乗し、地上に帰還する予定です。
アトランティス号のクルーは軌道到達後すぐに、アトランティス号の状態が軌道上の運用に問題がないかどうか確認する手順を開始しました。11月16日午後2時53分(同11月17日午前5時53分)にはペイロードベイ(貨物室)のドアが開かれる予定です。
11月16日午後7時28分(同11月17日午前10時28分)に予定されている就寝の前に、クルーはスペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)の点検およびペイロードベイ(貨物室)の検査を行い、打上げ1日目は終了します。
11月17日午前3時28分(同11月17日午後6時28分)の起床後、クルーは主に、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用したアトランティス号の翼前縁システムのパネルおよびノーズキャップの状態評価、およびミッション後半に実施される3回の船外活動で着用する宇宙服の点検を行う予定です。またISSへの到着に先立ち、ランデブ用機器のテスト、ドッキング機器の準備も行う予定です。
今回のアトランティス号のミッションは、スペースシャトルのミッションとしては129回目、そして、ISSの組立や補給およびメンテナンスとしては31回目に当たります。ミッションの目的は、スペースシャトルが引退した後もISSの運用を維持するために、ISS船外に補給品を保管することです。
次回のSTS-129ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-129 MCC Status Report #01(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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