このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
2009年11月17日(火) 午後4時00分(米国中部標準時間)
2009年11月18日(水) 午前7時00分(日本時間)
米国時間11月17日(日本時間11月18日)、スペースシャトル「アトランティス号」の宇宙飛行士たちは、スペースシャトルの熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の検査、宇宙服の点検、そして国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングの準備を行いました。
コマンダーのチャールズ・ホーバー、パイロットのバリー・ウィルモア、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のリランド・メルヴィン、ランドルフ・ブレスニク、マイケル・フォアマン、ロバート・サッチャーは、一日のほとんどを費やして、アトランティス号の耐熱タイルと、翼前縁部およびノーズキャップの強化炭素複合材(Reinforced Carbon Carbon: RCC)表面の検査を行いました。
ホーバーとウィルモア、メルヴィンは、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)と、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使って、アトランティス号の右翼を検査しました。ブレスニク、フォアマンとサッチャーは宇宙服の点検を行いました。
右翼の点検を終えた後、ブレスニクがホーバーと交代して、ノーズキャップと左翼、そのほかの部分を詳細に確認しました。その間、フォアマンとサッチャーは宇宙服の点検を続けました。
点検を完了し、OBSSを格納後、メルヴィンとブレスニクはアトランティス号のペイロードベイ(貨物室)にあるエクスプレス補給キャリア1(Express Logistics Carrier 1: ELC-1)をSRMSで把持し、ISSへ移送する準備を行いました。
就寝時間の前に、クルーはオービタ・ドッキング・システム(Orbiter Docking System: ODS)先端のリングを伸展させ、ランデブ運用に使用する機器の点検を行いました。アトランティス号は、米国中部標準時間11月18日午前11時(日本時間11月19日午前2時)の少し前にISSとドッキングする予定です。
アトランティス号のクルーは、11月17日午後7時28分(同11月18日午前10時28分)に就寝する予定です。ドッキングを行う日の起床は、11月18日午前3時28分(同11月18日午後6時28分)の予定です。
ISSでは、第21次長期滞在クルーのコマンダーのフランク・デヴィン、フライトエンジニアのジェフリー・ウィリアムズ、ニコール・ストット、マキシム・スライエフ、ロマン・ロマネンコとロバート・サースクがアトランティス号到着の準備を整えています。ISSのクルーは、アトランティス号の機体がISSに接近しながら360度回転する間に、耐熱シールドを写真撮影する予定です。ストットはアトランティス号に搭乗して地上に帰還する予定です。
次回のSTS-129ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-129 MCC Status Report #03(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |