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2009年11月18日(水) 午前4時00分(米国中部標準時間)
2009年11月18日(水) 午後7時00分(日本時間)
国際宇宙ステーション(ISS)は数時間後に、将来も順調に運用を続けるために役立つ予備品を受け取る予定です。
スペースシャトル「アトランティス号」は、米国中部標準時間11月18日午前10時53分(日本時間11月19日午前1時53分)にISSにドッキングし、2万ポンド(約9,000kg)以上の予備品を搭載した2つのパレットを届ける予定です。この予備品は非常に大きいため、他の宇宙機では宇宙に打ち上げることができません。
アトランティス号の6名のクルーは、11月18日午前3時28分(同11月18日午後6時28分)にウェイクアップコールを受けました。本日のウェイクアップコールとして、スティービー・ワンダーの"Higher Ground"が、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のロバート・サッチャーのためにかけられました。
本日の午前中は、ISSとのランデブとドッキングの準備を中心に行う予定です。コマンダーのチャールズ・ホーバーとパイロットのバリー・ウィルモアは、アトランティス号のISSへの進路を調整する最終エンジン噴射を数回行い、11月18日午前9時52分(同11月19日午前0時52分)にR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)を実施するために、ISSの下方600フィート(約180m)にアトランティス号を停止させる予定です。ホーバーがアトランティス号の機体を縦方向に360度回転させる間、第21次長期滞在クルーのフライトエンジニアであるジェフリー・ウィリアムズとニコール・ストットは、ISSから写真撮影を行う予定です。撮影された写真は地上に送られ、11月16日(同11月17日)の打上げ中にアトランティス号の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)が損傷を受けていないことを確認するために、専門家が詳細に分析する予定です。
RPMの終了後、ホーバーはアトランティス号をISS前方の位置まで操縦し、ゆっくりとバックさせてISSの「ハーモニー」(第2結合部)とドッキングする予定です。約2時間かかる一連のリークチェックの後、2機の宇宙機の間のハッチを開放し、ISSとアトランティス号の両クルーは共同運用を開始する予定です。
またこのハッチ開放によって、フライトエンジニアのニコール・ストットの2カ月半のISSクルーとしての期間が終わる予定です。ストットは正式にSTS-129クルーのメンバーになり、12月1日にコマンダーのフランク・デヴィン、フライトエンジニアのロマン・ロマネンコとロバート・サースクがソユーズ宇宙船でISSを離れるまで、ISSは5人のクルーが滞在する予定です。ウィリアムズとフライトエンジニアのマキシム・スライエフは、第22次長期滞在クルーの残りのメンバーが12月23日に到着するまで、ふたりだけでISSに残る予定です。
アトランティス号のクルーは11月18日午後7時30分(同11月19日午前10時30分)の直前に就寝する予定です。次回のSTS-129ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-129 MCC Status Report #04(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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