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国際宇宙ステーション

STS-129 NASAステータスレポート#08

最終更新日:2009年11月21日
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2009年11月20日(金) 午前4時00分(米国中部標準時間)
2009年11月20日(金) 午後7時00分(日本時間)

STS-129のクルーは予定より少し遅れて起床し、一日の活動を開始しました。

ウェイクアップコールは米国中部標準時間11月20日午前3時28分(日本時間11月20日午後6時28分)にかけらました。昨夜、国際宇宙ステーション(ISS)に減圧を知らせる警報音が誤って鳴り、睡眠を妨げたため、その分を埋め合わせるために予定よりも30分遅らせました。警報音が鳴ったのは11月19日午後7時30分(同11月20日午前10時30分)過ぎで、クルーが就寝して約30分後でした。

地上のフライトコントロールチームも減圧が起こっていないことを断定できましたが、クルーは全く危険にさらされてはおらず、安全のため換気扇は止められました。換気扇を止めたことでほこりが舞い上がり、「コロンバス」(欧州実験棟)の火災報知機も鳴りました。

11月19日午後8時15分(同11月20日午前11時15分)までに、ヒューストンのフライトコントロールチームが、ISSを通常の状態に戻す作業を行い、アトランティス号のクルーは寝ても大丈夫だと言われました。ISSクルーは、ISSの換気システムが再起動するまで、もう少し起きているよう求められました。この作業には1時間強かかり、その後ISSクルーも就寝につきました。フライトコントロールチームは、最初の誤警報の原因を調べています。

アトランティス号のクルーは、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のリランド・メルヴィンのためにかけられた、シスタースレッジの“We Are Family”で起床しました。

本日の作業は、夜間の出来事による影響を受けない予定です。アトランティス号の耐熱シールドの詳細点検を行う必要がないため、クルーは11月21日に行う第2回船外活動の準備を重点的に行う予定です。この準備作業には、バッテリの充電と、MSのロバート・サッチャーの宇宙服をMSのランドルフ・ブレスニクのものと交換する作業が含まれます。そしてブレスニクとMSのマイケル・フォアマンが「クエスト」(エアロック)での夜間のキャンプアウトを開始する前に、船外活動の手順を確認する予定です。

さらに、アトランティス号が運んできた、予備品を搭載したエクスプレス補給キャリア2(Express Logistics Carrier 2: ELC-2)を11月21日にISSへ移送するのに先だって、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)を使ってELC-2を把持する予定です。

また、数名のクルーは、一日を通して地上のレポーターらと話す予定です。11月20日午前5時08分(同11月20日午後8時08分)には、コマンダーのチャールズ・ホーバーとパイロットのバリー・ウィルモアがCBS News、FOX News Radio、ナッシュビルのWTVG-TVと話す予定です。11月20日午前6時28分(同11月20日午後9時28分)には、メルヴィンとサッチャーがTom Joyner Morning Showからインタビューを受ける予定です。11月20日午後3時33分(同11月21日午前6時33分)には、ホーバー、メルヴィンとサッチャーがESPNのSportCenter、Black Entertainment Television News、バージニア州リッチモンドのWRIC-TVと話す予定です。

次回のSTS-129ステータスレポートは、クルーの就寝後、または新規イベントがあれば発行する予定です。クルーは11月20日午後6時30分(同11月21日午前9時30分)に就寝する予定です。

出典:STS-129 MCC Status Report #08(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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