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教育

航空機による学生無重力実験コンテスト

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過去のテーマ紹介

第4回 航空機による学生無重力実験コンテスト 

参加した学生からの日記・体験談
チーム名 テーマ名 代表提案者 日記 体験談
東京大学無重力ゼミ 微小重力下における水と油の2重液塊の回転 荒井 俊哉
(東京大学)
太田組 翔ベ!大きな夢とシャボン玉 平野 大地
(東北大学)
1.
2.
magnet 無重力・微小重力空間における磁力造形 溝口 昭彦
(筑波大学)
京都大学総合人間学部/
大学院人間・環境学研究科チーム
加重力及び無重力時における上下肢の血流量の比較 松本 亜希子
(京都大学)
学習院大学理学部微小重力研究会
2006
微小重力環境における「ロウソクの科学」 渋谷 龍一
(学習院大学)

※表の をクリックすると、対応する内容が下に表示されます。




【実験日記】 京都大学総合人間学部/大学院人間・環境学研究科

「加重力及び無重力時における上下肢の血流量の比較」

京都大学総合人間学部/大学院人間・環境学研究科チーム
メンバー: 松本 亜希子、森 彩子、永友 文子、牧 亜紗子

3月12日(牧 亜紗子)

朝からみぞれが降ったり止んだりして、寒い一日でした。

午前中は機材の設置などがあったそうですが、我々京大チームは軽装備なので、特にすることも無く、私などは内職に勤しんでいました。

昼食はDASテストセンターにて、仕出し弁当をいただきました。ごちそうさまです。熱いお茶をいただけたのが、何より。

午後はEMI試験があり、1グループにつき3名ということだったので、京大チームからは私以外のニューフェイス3名が参加しました。我々の控え室にもエンジン音がよく聞こえてきました。その後はミーティング。学生実験を含めて合計5チームもあったので、大人数でした。

夕食は、名古屋名物の一つ、手羽先を食べに出かけました。私は「名古屋名物・手羽先」とは味噌だれに浸けたのを焼いたものというイメージを抱いていたのですが、出されたのは唐揚げでした。皆、美味しいと言っていましたが、私にとっては香辛料がきつくて、せっかくの鶏の味がわかりませんでした。名古屋ラブの方、すみません。

明日はとうとうフライトです。期待のエース、松本さんは大仕事を目前に控え、とても緊張した様子でした。がんばってー!!



3月13日(松本 亜希子)

いよいよフライトの日。他のチームと違って私たちのチームは単純な実験作業でしたが、何しろ無重力という未知の体験を目前にして、パニックにならずうまくデータが取れるか心配でした。搭乗前は何度も手順を思い返しては、「誰か変わってほしい…」と恐怖心で一杯でしたが、戻ってきた頃には「こんなすばらしい経験が出来てラッキーだったな!」という気持ちで一杯でした。10回のパラボリックフライトを予定通りにでき、必要なデータもきちんととれていたので安心しました。フライト後には中日新聞の取材を受けました。

実験準備、ブリーフィング、フライト、解析、ミーティングと、何かと忙しく動いたり気を張っていたりしたせいか、一日が長く感じましたが、気持ち良い疲れと達成感のある一日でした。



3月14日(森 彩子)

私たちのチームは準備するものも少なく、実験中も座っているだけでいいので実験当日も時間的には十分な余裕がありました。しかも、前日に先輩がフライトやミーティングでの発表をするのを見ていたので、準備や実験の手順は見たままをするだけだったため気楽に出来ました。

飛行機に乗って座っているだけなのですが、貴重な体験をし、多くのことを感じた1日だったと思います。1日がとても短かったです。

無重力という初めての体験をしたのはもちろんのこと、フライト前の期待感と不安感、フライト中の快感と不快感・感謝と反省、フライト後の達成感など、1日中忙しく何かを感じていました。

打ち上げで、DASの方々と楽しい時間を過ごしたことも素敵な思い出です。



3月15日(永友 文子)

前夜の打ち上げで二日酔いでしたが、昼食には味噌煮込みうどんをガッツリ食べました。帰り、石原先生に『かがみがはら航空宇宙博物館』『大垣市こどもサイエンスプラザ』へ連れて行っていただき、かがみがはら航空宇宙博物館では航空機やロケットの模型などの展示を見学。

無重力実験でのたくさんの思い出をお土産に、京都への帰途につきました。



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