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船内では、「きぼう」日本実験棟船内保管室から船内実験室へラックを移動し、飛行7日目に行われる船内保管室の移設に備えて、船内保管室のハッチを閉めました。
そして、筑波宇宙センター(TKSC)の「きぼう」運用管制室からコマンドが送信され、船内実験室のA系システムの起動、「きぼう」ロボットアーム制御ラックの起動がそれぞれ行われました。
また、日本時間6月6日午前0時04分から、7時間11分にわたり第2回船外活動が行われ、船内実験室、ロボットアームの整備作業や窒素タンク(Nitrogen Tank Assembly: NTA)の交換準備などが行われました。
1J/A(STS-123)ミッション時に船内保管室に搭載して運んだ情報管制ラック1、電力ラック1、ワークステーションラックを船内実験室に設置し、配線を接続した後、「きぼう」運用管制室から送信されたコマンドにより、船内実験室のA系システムの起動が行われました。 A系システムの起動が完了したことで、「きぼう」本来の、二重冗長構成システムによる通常モードでの運用が開始されました。
その後、1J/Aミッションで運んだ他のラックを、船内保管室から船内実験室へと移動し、設置しました。
飛行6日目に移動・設置されたのは、1J/Aで運んだ8つのラックの内残り7つで(「きぼう」ロボットアーム制御ラックは飛行5日目に移設されました)、「きぼう」のシステムラック4台(情報管制ラック1、電力ラック1、ワークステーションラック、衛星間通信システムラック)、JAXAの実験ラック2台(SAIBOラック、RYUTAIラック)、および保管ラック1台です。
そのほか、第2回船外活動において、船内実験室外部へのテレビカメラの設置、船内保管室移設時に結合部となる、船内実験室上部の共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)の準備作業、船内実験室外部のトラニオンピンとキールピンへの断熱カバー取付けなどが行われました。
また、船内実験室天頂部のCBMのラッチ機構に、CBMハッチ表面の多層断熱材(Multi Layer Insulation: MLI)カバーが干渉していたため、第2回船外活動でMLIカバーを折り込んで干渉を避ける処置を行いました。
6月5日午後10時19分に、船内実験室内のふたつあるファンのうちひとつのファンが自動で停止しました。これは、熱交換器付近で水分が過剰に検知されたため、停止したと考えられています。水分検知によりファンを停止する機能を無効にしてファンの再起動を実施し、通常運転に復帰しました。
船内実験室に設置された「きぼう」ロボットアーム制御ラックの起動が行われ、「きぼう」ロボットアームのヒータ稼働が必要かどうか判断するための、温度データの確認が行われました。また、第2回船外活動において、「きぼう」ロボットアームの起動後に不要となる、断熱カバーの取外しが行われました。
その後、「きぼう」ロボットアーム制御ラックに搭載された、「きぼう」ロボットアームの操作卓が組み立てられ、起動されました。
「きぼう」ロボットアームの操作はまだ行われず、飛行8日目で初めて動作し、部分展開されます。
星出宇宙飛行士は船内で、 船内保管室から船内実験室へのラックの移動・設置を行いました。また、「きぼう」ロボットアーム操作卓の組立てを行いました。そのほか、飛行7日目の船内保管室の移設に備えて、船内保管室のハッチを閉める作業を行いました。
朝食 | 昼食 | 夕食 |
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B:飲み物 FF:フレッシュフード(※3) NF:自然状態でパック R:(温)水を加えて調理する T:加熱処理
※1:宇宙日本食として認証された宇宙食。詳細は宇宙日本食ページをご覧ください。
※2:宇宙日本食以外の日本食。
※3:フレッシュフードは各宇宙飛行士が自分で選んで持っていくことができる宇宙食で、認証済みの宇宙食以外に市販食品から選ぶこともできます。
ディスカバリー号のクルーは、6月5日午後7時32分に、ロナルド・ギャレン宇宙飛行士のためにかけられたレニー・クラヴィッツの"Fly Away"で起床しました。
本日は、6月6日午前11時32分に就寝しました。起床は6月6日午後7時32分の予定です。
※ウェイクアップコールは長年続けられている恒例の習慣です。ミッション期間中毎日、クルーは地上から送られる様々な音楽で目覚めます。曲はクルーにちなんだものやクルーの要望に沿ったものが選ばれています。以下のサイトでウェイクアップコールを聞くことができます。
≫ STS-124 Wakeup Calls (NASA:英語)
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