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国際宇宙ステーションの組立フライト 19A(STS-131)

最新情報

2010年4月 7日:STS-131ミッション 飛行3日目開始

スペースシャトル「ディスカバリー号」は、米国中部夏時間2010年4月7日午前2時44分(日本時間2010年4月7日午後4時44分)の国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに向け、飛行しています。

ディスカバリー号は、ドッキング前に、熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)をISSから撮影するために、ISSの下方で機体を360度縦方向に回転させるR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)を実施します。

ドッキング後には、飛行4日目に「レオナルド」(多目的補給モジュール1)をペイロードベイ(貨物室)から取出す準備として、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)をペイロードベイから取り出す作業などが行われます。

STS-131 NASAステータスレポート#04
NASA発行のレポートの仮訳です。

2010年4月 6日:STS-131ミッション 飛行2日目

スペースシャトル「ディスカバリー号」では、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用した機体の損傷点検や、船外活動で使用する宇宙服の点検などが行われました。山崎宇宙飛行士は、機体の損傷点検において、ノーズキャップ(先端部)と左翼部の損傷点検でロボットアームの操作を担当しました。

山崎宇宙飛行士の任務

現在は、飛行3日目の国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに向けた準備が行われています。ディスカバリー号は、飛行3日目の米国中部夏時間4月7日午前2時44分(日本時間4月7日午後4時44分)にISSへドッキングする予定です。

なお、Kuバンドアンテナの通信が機能していないため、現在も、地上との通信にはSバンドが使用されています。飛行1日目の翼前縁の衝突検知センサデータと外部燃料タンク(External Tank: ET)カメラの画像データ、および飛行2日目の機体の点検で得られたデータは、ISSにドッキングした後に地上へ送信される予定です。

JAXAデイリーレポート 飛行2日目(Flight Day 2)
飛行2日目の活動内容の詳細を掲載しています。
STS-131 NASAステータスレポート#03
NASA発行のレポートの仮訳です。

2010年4月 6日:STS-131ミッション 飛行2日目開始

スペースシャトル「ディスカバリー号」のクルーは、米国東部夏時間4月5日午後8時21分(日本時間4月6日午前9時21分)に起床し、飛行2日目の活動を開始しました。

飛行2日目には、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)を使用した機体の損傷点検や、飛行3日目の国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに向けた準備や、船外活動で使用する宇宙服の点検などが行われます。山崎宇宙飛行士は、ノーズキャップ(先端部)と左翼部の損傷点検を担当します。

なお、飛行1日目のKuバンドアンテナの起動中にシステムに異常が発生し、高速データ通信ができなくなっているため、NASAの飛行管制官により、原因究明作業が続けられています。

NASAによると、このシステムの異常による飛行およびドッキング運用への影響はなく、飛行2日目の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の点検映像などは、ISSへのドッキング後にISSの通信システム経由でダウンリンクする予定とのことです。現在は、地上との通信にはSバンドが使用されています。

STS-131 NASAステータスレポート#02
NASA発行のレポートの仮訳です。

2010年4月 6日:スペースシャトル「ディスカバリー号」打上げ!

山崎宇宙飛行士ら7名のクルーを乗せたスペースシャトル「ディスカバリー号」は、米国東部夏時間4月5日午前6時21分(日本時間4月5日午後7時 21分)に、NASAケネディ宇宙センター(KSC)から打ち上げられました。

ディスカバリー号の打上げとしては38回目、スペースシャトルの打上げとしては131回目となりました。

飛行2日目には、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)を使用した機体の損傷点検や、飛行3日目の国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに向けた準備などが行われる予定です。機体の損傷点検においては、山崎宇宙飛行士がノーズキャップ(先端部)と左翼部の点検を担当します。

なお、現在、地上との高速高容量データ通信に使用するKuバンドアンテナが使用できない状態です。現在、地上との通信にはSバンドが使用されています。NASAの飛行管制官により、原因究明作業が続けられています。

JAXAデイリーレポート 飛行1日目(Flight Day 1)
飛行1日目の活動内容の詳細を掲載しています。
19A(STS-131)飛行1日目ハイライト(打上げ)
飛行1日目のハイライト映像をご覧いただけます。
STS-131 NASAステータスレポート#01
NASA発行のレポートの仮訳です。

2010年4月 5日:打上げに向けた作業が順調に進行中

NASAケネディ宇宙センター(KSC)では、スペースシャトル「ディスカバリー号」の打上げに向けた作業が順調に進められています。

現在、山崎宇宙飛行士らSTS-131クルーは、ディスカバリー号に乗り込み、打上げのときを待っています。

打上げは、米国東部夏時間4月5日午前6時21分(日本時間4月5日午後7時21分)の予定です。

2010年4月 2日:STS-131クルー、KSCに到着/カウントダウン開始

STS-131(19A)クルーは、米国東部夏時間4月5日午前6時21分(日本時間4月5日午後7時21分)に予定されているスペースシャトル「ディスカバリー号」の打上げに備え、4月1日午前6時53分(同4月1日午後7時53分)、NASAケネディ宇宙センター(KSC)に到着しました。

また、4月2日午前3時(同4月2日午後4時)、打上げに向けたカウントダウンが開始されました。

現在、打上げに向けた準備が順調に進められています。

(特に断りのない限り、写真はNASA提供)
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