2010年4月5日 飛行1日目(Flight Day: FD1)
山崎宇宙飛行士ら7名のクルーを乗せたスペースシャトル「ディスカバリー号」は、米国東部夏時間4月5日午前6時21分(日本時間4月5日午後7時21分)に、NASAケネディ宇宙センター(KSC)から打ち上げられました。ディスカバリー号の打上げとしては38回目、スペースシャトルの打上げとしては131回目となりました。
なお、Kuバンドアンテナの起動中にシステムに異常が発生し、高速データ通信ができなくなっているため、NASAの飛行管制官により、原因究明作業が続けられています。
NASAによると、このシステムの異常による飛行およびドッキング運用への影響はなく、復旧しない場合は、飛行2日目の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の点検映像などは、国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキング後にISSの通信システム経由でダウンリンクする予定とのことです。現在は、地上との通信にはSバンドが使用されています。
飛行1日目の山崎宇宙飛行士の食事
朝食 | 昼食 | 夕食 |
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地上にて | - |
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飛行2日目の予定
- スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)起動
- SRMSとセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用した熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の損傷点検
- 宇宙服(Extravehicular Mobility Unit: EMU)の点検
- オービタ・ドッキング・システム(Orbiter Docking System: ODS)の点検
- ODSのドッキングリングの伸展とカメラの取付け(ドッキング準備)
- ランデブに向けた軌道制御