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2010年4月6日(火) 午前11時30分(米国中部夏時間)
2010年4月7日(水) 午前1時30分(日本時間)
スペースシャトル「ディスカバリー号」の宇宙飛行士は、1日のほとんどをスペースシャトルの熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の点検と、4月7日午前に予定されている国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキング準備に費やしました。
ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のリチャード・マストラキオとクレイトン・アンダーソンは、昼食の休憩の前に3時間以上かけて自分たちの宇宙服をISSに移送する準備を行いました。ディスカバリー号とISSのドッキング中に、両宇宙飛行士は6.5時間に亘る3回の船外活動を実施する予定です。
コマンダーのアレン・ポインデクスター、パイロットのジェームズ・ダットン、MSのドロシー・メカフ・リンデンバーガー、ステファニー・ウィルソン、および日本の宇宙飛行士の山崎直子らクルーメンバーは、3人でチームを組み、交替で耐熱シールドの点検を行いました。スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使用し、スペースシャトルのノーズキャップ(先端部)と翼前縁の強化炭素複合材(Reinforced Carbon Carbon)と、耐熱タイルの一部を点検しました。
高速高容量データ通信およびレーダーとして使用されるディスカバリー号のKuバンドアンテナシステムの障害のため、点検はテープに記録されました。データはISSのKuバンドシステムを使って地上の専門家に伝送される予定です。操縦を担当する宇宙飛行士は、レーダーを使用しないランデブとドッキングの訓練を受けています。
ISSの第23次長期滞在クルーである、ロシアのコマンダーのオレッグ・コトフ、ロシアのフライトエンジニアのアレクサンダー・スクボルソフ、ミカエル・コニエンコ、日本の野口聡一、NASAのフライトエンジニアのティモシー・クリーマーとトレーシー・カードウェルが、4月7日午前のドッキング後にディスカバリー号のクルーを歓迎しようと待っています。
次回のSTS-131ステータスレポートは、米国中部夏時間4月6日午後7時21分(日本時間4月7日午前9時21分)に予定されているクルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-131 MCC Status Report #03(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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