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第3回 航空機による学生無重力実験コンテスト
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ぶつかれ青春~粘性の異なる液滴同士の衝突
北海道大学
メンバー: 大村 益孝(代表者、記録)、飯田 義規、杉山 悠理、谷井 大介
札幌千歳空港から名古屋セントレア空港へ向かい、その後小牧市へ。大雪で飛行機の欠航が相次ぐ。この日は名古屋も大雪に。明後日のフライトは大丈夫だろうか。
DASに入ったときの飛行機の車庫の大きさにはとても驚いた。戦闘機みたいな飛行機や、ヘリコプターなどが沢山あった。普段滅多に見ることの出来ないものなので、たいへん貴重な経験になった。
この日は、装置の組み立てを行った。北大低温研の工場で作ってもらった、立派な装置だ。組み立ては全部は終わらなかったが、明日の午前中までに終わらせられるように、明日は朝早くから頑張ろう。
今日は装置の組み立てと調整を行った。無重力状態で、ふたつの液滴が出来るだけ確実にぶつかるように、液滴を放出するノズルを調節。そもそもノズルから液体が、液滴となって放出してくれるのだろうか。無重力状態では想像もつかない。とりあえず地上で出来るだけのことをしよう。
予定の時間より少し遅れてしまったが、実験装置を飛行機に乗せ、液が漏れたりしないかチェック。実際に飛行機に乗ったときに、度忘れなどしないように、実験のマニュアルを作り、頭の中でシミュレーション。あとはフライトを待つのみ。
今日はフライト2日目。昨日と同じ失敗はしないようにしよう。今日は液滴を放出するノズルを変えてみてチャレンジ。今回はもっと上手くいくだろう。
実験は大成功。昨日の失敗も克服でき、ノズルも変えたし、より大きな液滴を作ることができた。あとはデータ解析のみ!
今回の実験で、DASの方々や日本宇宙フォーラム、北大の方々には大変お世話になりました。このような貴重な体験をさせていただき、本当に幸せだと思います。どうも有り難うございました。
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