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日本が参加する実験テーマ



No. 実験テーマ 概要 実験装置
1 μG下での耳石器神経活動の連続記録  水棲動物(ガマアンコウ)の耳石器(重力を感じる器官)の神経活動を測定し、微小重力環境下および地上での応答の変化を解析します。重力センサーとしての耳石器の機能を調べると共に、微小重力環境に順応する過程での耳石器の感度を調節する中枢から自律神経の役割を調べます。 海水型水棲動物実験装置(VFEU)
2 微小重力下での大動脈神経性圧反射機構の発達  発育期ほ乳類(ラット)を微小重力下で飼育し、フライト直後に循環器系の自律神経の発育状況や構造を形態学的に解析します。さらに、微小重力に伴う体液シフトがおよぼす大動脈神経の圧反射の発達の様子を生理学的に解析します。 小動物実験装置(RAHF)
3 μG下での骨格筋イソマイオシン発現に対する神経と甲状腺ホルモンの相互作用  微小重力下で、生後間もないラットが成長する過程で骨格筋の形成される様子を遺伝子レベルで調べ、この形成過程に影響すると考えられる重力、神経活動および甲状腺ホルモンの作用を解析します。
4 前庭−眼神経反射による空間見当識の解析  宇宙滞在中およびその前後に筋肉の働きを調節する筋交感神経の活動を直接計測し、微小重力環境へ適応してゆくにつれ、どのような神経機能の変化を伴うか、また、地上へ戻った時に生じる循環器障害の発現にどのように関与しているかを検証します。 視覚/前庭系実験システム(VVIS)
5 無重量下における自律神経系の可塑性  宇宙滞在中およびその前後に宇宙飛行士に対し回転イスで直線及び回転加速度を負荷し、それにより生じる眼球運動とめまいの強さ、方向を測定することにより、重力と空間認識の関連性やその変化を解析します。 医学実験装置
μG:微小重力


Last Updated : 1998. 3.27


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