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軽量型曝露機器輸送用キャリア(Integrated Cargo Carrier: ICC-Lite)は、ISSの船外に取り付ける機器などをスペースシャトルで輸送する際に使用されるキャリアであるICCの幅を半分にして軽量化したもので、今回が初飛行となります。
打上げ時には、欧州宇宙機関(ESA)の実験装置などを搭載してISSに運搬し、帰還時には、故障したコントロール・モーメント・ジャイロ(Control Moment Gyroscope: CMG)や空になった窒素タンク(Nitrogen Tank Assembly: NTA)を搭載して回収します。
STS-122ミッションでは、主に以下の機器がICC-Liteに搭載され、ISSに運ばれます。
欧州宇宙機関(ESA)の太陽観測装置で、コロンバスの外部に設置されます。3つの観測機器で構成されており、太陽から放射される様々な波長の電磁波を観測します。
複数の実験装置(宇宙環境の測定、宇宙曝露実験、工学試験など)を搭載したESAの技術試験装置で、コロンバスの外部に設置されます。
P1トラスとS1トラスに設置されている窒素ガスタンクで、熱制御用の冷媒であるアンモニアを充填する際の 加圧に使われるものであり、「ハーモニー」(第2結合部)起動時に窒素ガスを使い切ったために交換が行われます。STS-122ミッションで運んで交換するのはP1トラス側ですが、S1トラス側の新しいNTAは既に船外保管プラットフォーム3(External Stowage Platform: ESP-3)に保管されており、1J(STS-124)ミッションで交換される予定です。
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