最終更新日:2019年12月11日
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代表研究者
鈴木 信雄
Nobuo SUZUKI
金沢大学
環日本海域環境研究センター
准教授(現・教授)
専門 : 比較内分泌学(特にカルシウム代謝に関与するホルモン)
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TOPICS:
【鈴木先生 スペシャル・インタビュー】
小さい頃からの魚好きが高じて魚にかかわるホルモン研究の世界へ。
鈴木先生がFish Scales実験のポイントとともに、魚にまつわる面白エピソードの数々を披露してくださいました。
【宇宙実験サクッと解説 : Fish Scales編】
宇宙実験調査団のピカルが物知りハカセに突撃取材しました。
Fish Scales実験を徹底的に解剖します。
【宇宙実験準備リポート】
地上では宇宙実験に向けて着々と準備が進んでいます。
臨場感あふれる作業風景を最新の画像を交えてお伝えします。
【宇宙実験経過リポート】
サンプルを積んだアトランティスが打ち上げられ、いよいよ宇宙実験がスタートしました!
地上では研究チームがケネディ宇宙センターで対照実験を実施。
万全の体制でフライトサンプルの帰還を待ちうけます。
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実験の背景と目的
宇宙での骨量減少メカニズムはいまだ解明されていません。
この実験では、キンギョのウロコをもちいて骨芽細胞と破骨細胞の両方の働きに焦点を当てた、優れた実験モデルを実現しました。
実験内容
宇宙で3日間培養したウロコを地上に回収し、細胞活性、遺伝子発現、骨代謝にかかわるホルモンなどの解析を行います。
ココがポイント!
宇宙での骨量減少メカニズムの解明はもちろん、寝たきりの方の骨量維持や骨粗鬆症治療といった地上への応用も期待されています。
成果
宇宙実験の結果、無重力下では、ウロコの骨芽細胞と破骨細胞の活性に変化が生じ、重力があるところと比較してバランスが崩れることが確かめられました。
本実験は2010年5月に実施されました。
「きぼう」での実験ページへ
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