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8月10日午後6時45分に、「きぼう」日本実験棟からブータン王国、フィリピン共和国、マレーシアの超小型衛星3機が放出されました。
(1) ブータン超小型衛星「BHUTAN-1」、フィリピン超小型衛星「MAYA-1」、マレーシア超小型衛星「UiTMSAT-1」:全てサイズ1U(約10cm×10cm×10cm)
九州工業大学が実施する宇宙新興国との国境を越えた学際的な衛星プロジェクト"BIRDS-2 Project."において衛星開発を行いました。本プロジェクトでは約2年間で、日本の学生の支援のもと、ブータン、フィリピン、マレーシアの留学生たちが主体的に1辺10cmの小型立方体からなるキューブサットと呼ばれる超小型衛星3機を設計、製作、試験することで、衛星プログラムの最初から最後までの一連のプロセスを学習すること、未成熟な宇宙プログラムを相互に助け合う国際的な人的ネットワークを形成することを目指しています。なお、ブータンについては国として初の人工衛星となります。
(2) ミッション概要(各国共通)
筑波宇宙センターでは、フィリピン共和国科学技術省 次官、ブータン王国 大使、マレーシア マラ工科大学学長、そして日本政府関係者が3機の超小型衛星の放出を見守りました。
それぞれの衛星の名称は「BHUTAN-1」(ブータン王国)、「MAYA-1」(フィリピン共和国)、「UiTMSAT-1」(マレーシア)です。
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