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2008年1月16日から1月18日にかけて、「きぼう」日本実験棟の1J/A(STS-123)ミッション時の運用を模擬したNASA/JAXA合同シミュレーション(Joint Multi-Segment Training: JMST)を行いました。
JMSTとは、NASAが国際宇宙ステーション(ISS)計画の国際パートナや遠隔地の管制施設と通信回線で接続して実施する運用シミュレーション訓練です。「きぼう」のJMSTは、JAXA筑波宇宙センター(TKSC)とNASAジョンソン宇宙センター(JSC)の各管制施設を接続して行われます。JAXAの運用管制員、NASAの飛行管制官、そして1J/Aクルーは、協調運用に必要となる技術の向上を目的に訓練を行います。
訓練には、土井宇宙飛行士ら1J/Aクルーと第16次長期滞在クルーのギャレット・リーズマン宇宙飛行士、そして1J/Aミッション時に実際に運用を行うJAXAの運用管制チーム、NASAの飛行管制官が参加しました。
訓練では、飛行3日目、4日目に実施するISSへのドッキングや第1回船外活動、「きぼう」船内保管室のISSへの取付けなどの運用を39時間にわたり連続して模擬しました。JAXAの運用管制員、NASAの飛行管制官は、実際の運用と同様に、24時間体制の3シフトで訓練に臨みました。
なお、今回の1J/A JMSTは、1J/Aミッションに向けた最後のシミュレーション訓練となりました。今回のロングシミュレーションで識別した教訓は、今後の1J JMSTなどに引き継がれ、協調運用に必要となる技術の更なる向上のために活かされていきます。
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