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船内保管室は、直径(外径)4.4m、長さ4.2m、質量8.4t *の円筒型で、「きぼう」日本実験棟の保管庫として使用されます。「きぼう」第1便として打ち上げられた、日本初の有人宇宙機です。
船内保管室は、2008年3月に1J/A(STS-123)ミッションで打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)の「ハーモニー」(第2結合部)に取り付けられました。3回に分けて打ち上げられる「きぼう」日本実験棟の第1便となりました。このときの船内保管室の取付け作業は、土井宇宙飛行士がスペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)を操作して行いました。
その後、2008年6月の1J(STS-124)ミッションで、本来の取付け場所である船内実験室へ移設されました。
船内保管室は、打上げ時には実験ラックなどを運ぶためのコンテナとして使用され、軌道上では主に保管庫として使用されます。
内部には、システム機器、実験装置などのメンテナンスに必要なツールや、実験試料、そして万が一の機器の故障時に備えて予備品などを保管しておきます。
船内保管室には8つのラックを搭載することができます。1J/Aミッションの打上げ時には、「きぼう」のシステムラックや実験ラックを搭載し、ISSに運びました。これら全てのラックは、1Jミッションで船内実験室へ移設されました。
項目 | 仕様 | |
---|---|---|
外形 | 円筒型 | |
直径 | 外径 | 4.4m |
内径 | 4.2m | |
長さ | 4.2m | |
質量 | 4.2t(打上げ時8.4t) | |
搭載ラック数 | 8個 | |
供給される電力 | 3kW 120V(直流) | |
環境制御性能 | 温度:18.3~29.4度 湿度:25~70% |
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寿命 | 10年以上 |
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